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∞トキ寄贈、宙に浮く 中国、署名式を拒否 尖閣対立が障害
中国から日本に国際保護鳥トキを２羽寄贈する計画の見通しが立たなくなっていることが２７日、分
かった。沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中対立が深刻化、中国側が自国内の世論の反発を恐れ現時点
で署名式開催を拒否しているためで、両国間交流への影響が広がってきた。複数の日中関係筋が明
らかにした。
日本ではトキの近親交配に伴う抵抗力の低下などが問題視されており、新たに寄贈を受けること
で、正常な繁殖の確保が期待されている。
両国は当初、１０月までにトキを移送する方針だったが、移送には数カ月前から鳥インフルエンザ
対策の隔離検疫などさまざまな事前準備が必要。日本側はこのためできるだけ早い時期に署名式を
行うよう望んでいた。開催の遅れで関連手続きが進まず、来春の繁殖期に間に合わなくなる懸念もあ
る。（共同）
ソース：MSN産経ニュース 2012.8.27 11:22
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
画像：中国の育成用ケージの中のトキ＝２０１１年１０月、中国陝西省安寧市（共同）
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