【韓国】 海底に消えた対潜ミサイル「紅鮫」~韓国の弾道ミサイルも最初はブタのしっぽのようにぐるぐる回って落ちた【萬物相】[08/26]at NEWS4PLUS
【韓国】 海底に消えた対潜ミサイル「紅鮫」~韓国の弾道ミサイルも最初はブタのしっぽのようにぐるぐる回って落ちた【萬物相】[08/26] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
12/08/26 13:54:44.74

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 1944年6月、ドイツは爆薬を積んだ無人の飛行体「V1」をロンドンに向けて発射した。ジェットエ
ンジンを搭載した「飛行爆弾」だ。最高時速はわずか645キロで、英国の戦闘機に撃墜されること
もあったが、2カ月間で2400発が撃ち込まれた。9月には、1トン弾頭を搭載したV2ロケットがロ
ンドンに飛来した。空に飛行機が見えないにもかかわらず、市街地は火の海と化し、ロンドン市民
は恐怖に震えた。V2の飛行速度は時速5760キロに達し、撃墜は不可能だった。発射された1358
発のうち、1115発がロンドンに着弾した。

 V1とV2は、ロンドンだけで約5000人の命を奪ったが、戦況を覆すことはできなかった。ヒトラー
は「V2があと数年早く登場していたら」と嘆いた。アイゼンハワーは「あと6カ月早く登場していたら、
歴史は変わっていただろう」と語った。V1は巡航ミサイルの元祖、V2は世界初の弾道ミサイルに
当たる。旧ソ連と米国は、V2を宇宙ロケットや核攻撃用の大陸間弾道ミサイル(ICBM)に発展させ
た。弾道ミサイルは、ロケットで打ち上げ、大気圏の内外を飛行し、落下する。速く、高く、遠くまで
飛ぶため、効果的だ。

 韓国は78年に、弾道ミサイル「ベッコム(白クマ)」を開発した。米国は、核弾頭を搭載するので
はないかと疑い、射程距離を180キロに制限する「ミサイル指針」という足かせをはめた。86年に
は、98%まで韓国で製造し、命中率も向上した「玄武」が誕生した。2001年には、射程距離の制限
が300キロまで緩和されたことを受け、「玄武2」を製造した。しかし、40年にわたり弾道ミサイルを
開発してきた北朝鮮は、ロケットを3800キロ彼方まで飛ばしている。

 巡航ミサイルは、ジェットエンジンを搭載している。低速だが小型で、低空を飛行するため正確に
命中する。立体地図を入力しておけば、レーダーで常に実際の地形を測定し、地図と照らし合わ
せて軌道を変更する。韓国は「ミサイル指針」の制限を受けない巡航ミサイルの開発に力を注い
だ。射程1500キロの「玄武3C」がその代表だ。3年前に開発した対潜ミサイル「紅鮫」も、韓国軍
の誇りだ。「紅鮫」は、潜水艦が潜伏している海の上空まで飛行し、水中に潜って攻撃する。米国
に続き世界で2番目に開発し、射程距離も米国の対潜ミサイルのおよそ2倍に達するという。

 その紅鮫ミサイルが、先月の実射テストで目標物の攻撃に失敗し、海の底に消えた。原因を突
き止めるだけでも数カ月かかるという。1970年代に米国ロッキード社でステルス機開発の責任者
を務めていたベン・リッチは「爆撃機は落ち目、ミサイルの時代」と言われ、こう言い返した。「ミサ
イル(missile)をヒットル(hittle)と呼ばないのは、ヒットするよりミスする方がはるかに多いからだ」。
ミサイル発射が容易でないということは、北朝鮮がよく示している。韓国の弾道ミサイルも、最初は
ブタのしっぽのようにぐるぐると回って落ちたものだった。それでも、恥をさらしたことに変わりはない。

呉太鎮(オ・テジン)首席論説委員

ソース:朝鮮日報日本語版<【萬物相】海底に消えた紅鮫ミサイル>
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