12/08/24 21:28:13.25
【ソウル聯合ニュース】韓国の信用リスクを表すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の保証料率
(プレミアム)がこの1年で最低水準まで下がった。
信用度が改善すれば下がる外国為替平衡基金債券(外平債)の加算金利(2019年満期)も、
2010年4月以降で最低水準となっている。
韓国の金融監督院と国際金融センターによると、23日の韓国国債(5年物)のCDSプレミアムは、
102bp(bp、1bp=0.01%)で、この1年で最低を記録した。
韓国債権のCDSプレミアムは2010年末96bpから、昨年末161bpに上がり、今年1月9日に
171bpとなった。
だが、欧州の債務危機が長期化する中、変動性が鈍化し下落傾向を見せ、23日にここ1年で最低と
なった。
CDSプレミアムは債券を発行した企業や国家が不渡りを出した際、損失を補償する派生商品である
CDSに加えられる一種の加算金利だ。この数値が下がることは、発行主体の不渡りリスクがその分
低くなるということを意味する。
一方、外平債加算金利の数値は22日、79bpまで下がり、2010年4月28日(77bp)以来、最低を
記録した。23日には80bpと小幅な変化を見せた。
外平債加算金利は、国際金融市場で流通する韓国政府の債権の収益率で、米財務省債権に対する
加算金利として表記され信用度が改善するほど低くなる。
韓国の不渡りリスクを表す指標が下がるということは、欧州債務危機が長期化し変動性が少なくなった
ことによるものとみられる。
しかし、韓国に関するファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)が良くなったわけではないという
意見もある。
新韓金融投資によると、「欧州や米国など他の国に比べ、韓国が相対的に問題が少なかっただけ」と
みている。
CDSプレミアムは、他の国も全般的に下がっている。
日本は21日、CDSプレミアムが79bpでこの1年で最低となった。今年1月11日に154bpを記録
したのとは大きな差だ。
中国は22日現在、97bpで、昨年末(147bp)から大きく下がった。また、同日、米国は40bp、
英国は51bp、ドイツは58bp、フランスは130bpで、昨年末より各国とも大きく下がっている。
ソース 中央日報 2012年08月24日
URLリンク(japanese.joins.com)