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- 「日本車を超えろ」 現代自会長がゲキ -
「日本の自動車メーカーを超えなければ、成功したとはいえない」
米国市場の緊急視察を行うため現地に出張した現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長は、日本車
をターゲットとして挙げ、米国法人関係者を激励した。
鄭会長は22日(現地時間)、ジョージア州ウェストポイントにある起亜自動車の工場を訪れ、駐在員や現地採用
した韓国系の従業員ら約40人を集め「これまでわれわれが懸命に取り組み、一定の成果を収めたのは事実だが、
真の成功を収めるには、日本企業を超えなければならない。そうしなければ成功したと言う資格はない」と述べた。
鄭会長の発言は、最近大量出荷で市場シェアの回復に乗り出した日本車メーカーを競争相手として名指しした
ものだ。昨年販売を7%減らしたトヨタは、今年1-7月に28.3%の販売増を達成。ホンダ、日産もそれぞれ18.9%、
14.7%の販売増を記録した。
74歳になる鄭会長は20日に米国に到着し、23日午前までの約72時間で、ロサンゼルス、アトランタ、ウェストポイント、
モンゴメリーを回った。起亜自、現代自のデザインセンター、両社の販売法人を訪れ、現代自のディーラーの新築
現場も視察した。毎日午前5時半に現場での会議で1日のスケジュールを開始するという強行軍だった。それだけ
国市場の状況が厳しいことを示している。
■適正価格での販売、品質が前提
鄭会長は3交代制で増産に努め、新車種の生産を行っている起亜自ジョージア工場で「米国市場で『適正価格
による販売』を続けるには、確かな品質の裏付けが必要だ」と述べた。現代・起亜自は昨年6月、新型グレンジャー
HGの価格を既存車種より最大で25.5%引き上げるなど、価格の適正化に努めたが、今年に入り攻撃的なマーケ
ティングを掲げる日本車の挑戦に直面している。
鄭会長は「米国の自動車需要の増加に伴う供給不足を解消するため、現地工場からの正常な供給が大切だ。
安定的な供給で消費者の不便を最小化するように」と指示した。
2009年末に操業を開始した起亜自ジョージア工場は、2010年に16万7000台、昨年に前年比63%増の27万2000台
を生産し、起亜自の米国での販売増加をけん引した。昨年6月からは勤務体制を2交代制から3交代制に切り替え、
生産能力を6万台増の年36万台に拡充し、昨年9月からは同社を代表する「K5」を生産している。同工場は今年1-7月
に前年同期を33.7%上回る約20万1000台を生産した。
■現地政財界も高い関心
現代・起亜自グループ総帥の訪米に現地の政財界も高い関心を示した。現地に多くの雇用機会を提供している
からだ。21日には米国の駐韓大使を務めたコリア・ソサエティーのトーマス・ハバード理事長と会談。22日には
ジョージア州知事公邸でディール州知事と相互協力について協議した。
ジョージア州選出のチャンブリス上院議員(共和党)は22日、起亜自ジョージア工場を訪れ、鄭会長の案内で工場
を視察した。チャンブリス議員は2010年にも同工場の完工式に出席するなど、起亜自に高い関心を寄せてきた。同日
も工場の床に腰を下ろし「こんなにきれいな工場を見たことがない」と語った。
チャンブリス議員は「(起亜自の新車)K9が米国で発売されるのを待っている。公用車として使いたい」とも話した。
鄭会長は23日、アラバマ州のベントレー知事とも会い、現代自現地工場の現状について説明し、継続的な支援
を求めた。鄭会長はその後、チャーター機で帰国した。
ウェストポイント(米国ジョージア州)= 張祥鎮(チャン・サンジン)特派員
ソース : 朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2012/08/24 09:11
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