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反政府デモの捜査、軍が政府に不信感
21/08/2012
関係筋によれば、法務省特別捜査局(DSI)が一昨年の大規模な反政府デモの際の
デモ参加者・治安要員などの死亡を捜査していることに、軍部が不信感を強めており、
これまで比較的良好だったインラック政権と軍部の関係が険悪化しつつあるという。
プラユット陸軍司令官は先に、DSIが捜査の中間報告の中で、
「治安要員が関与している(兵士の発砲でデモ参加者などが死亡した)」との見方を示したことに対し、
「デモ関連死の裁判が行われている最中」との理由で、治安当局の責任に言及するのを控えるよう要請し、
タリットDSI局長が謝罪したばかり。
同筋によれば、「捜査は、当時のアピシット首相とステープ副首相(治安担当)の責任を問うこと」
との説明を軍部は受け、これまで捜査に協力してきた。
だが、DSIは、治安要員の責任を明らかにすることに力を入れているようにみえることから、
軍首脳部は、「自分たちも標的なのではないか」と疑い始めているとのことだ。
ソース
バンコク週報 タイのビジネスニュース
URLリンク(www.bangkokshuho.com)