12/08/22 11:20:49.41 LvegS3kh
>>269
以前、拾ったんだけど、こんな感じみたい。コピペ。
【つかこうへい著「娘に語る祖国」より】
稽古の休みの日に教会に行ってみましたが、腰を抜かしてしまいました。 キリスト教の教会といえば、
日本ではどうしても荘厳でもの静かなところを想像しますが、
ドアを開けた途端、中からロックのコンサートのような音が聞こえてくるのです。
覗いてみると、赤ら顔の神父さんがマイク片手に身体を揺らせながら、
「お金が欲しい、ハレルヤ!」
「病気が治れ、ハレルヤ!」
と歌い、それに応えるようにして信者さんたちが、
「社長になりたい、ハレルヤ!ハレルヤ!ハレルヤ!」
とステップを踏みながら大合唱しています。
「なんだ、こりゃ」
日本の神父さんというのは、もの静かに説教をするというイメージがありましたから、目を見はってし
まいました。
「おい、こりゃどっかの新興宗教じゃないか?」
「いや、入り口でキリスト教って確認しましたよ」
「だって、おかしいじゃないか」
「そっ、そうですね」
「しかし、要求がやたら現実的だな」
「はい」
「しかし、金が欲しいハレルヤはないだろう」
そのまま外に出て、二人は小一時間カルチャーショックで口もきけませんでした。