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▲セルティックで際立った活躍を見せた奇誠庸をめぐり、欧州の多数の名門クラブが積極的な獲
得攻勢を繰り広げている。／写真提供＝NEWSIS
スコットランドのセルティックでプレーする奇誠庸（キ・ソンヨン）に、イングランド・プレミアリーグの
スウォンジ・シティ行きの話が急浮上している。
スカイスポーツやデーリーメールなどの英国メディアは20日（韓国時間）「スウォンジ・シティとセ
ルティックが奇誠庸の移籍をめぐって交渉を行っている。一両日中に移籍するかどうかが決まると
みられる」と報じた。
奇誠庸がロンドン五輪でサッカー韓国代表の主軸として活躍し、銅メダルを獲得したことで、奇
誠庸に興味を示すチームは一気に増えた。イングランドのリバプール、アーセナル、サンダーラン
ドや、スペインのアトレチコ・マドリードなど、関心を寄せている球団は10球団を超える。奇誠庸は
五輪閉幕後、所属するセルティックに合流せず、韓国で次の「行き先」を物色している。
セルティックは現在、奇誠庸の移籍金として最低でも800万ポンド（約9億9800万円）を要求し
ている。こうした状況で、スウォンジ・シティは移籍金600万ポンド（約7億4800万円）とベテラン
FWスティーブン・ドビー（スコットランド）という金銭＋選手のトレードを提示し、セルティック側が肯
定的な反応を示しているという。奇誠庸側は「最終的にサインするまでは分からないが、現段階で
はスウォンジ・シティ行きが有力」と説明した。奇誠庸は最近、自身のツイッター（簡易投稿サイト）
のアカウントのプロフィールに、スウォンジ・シティへの移籍を示唆する「In swa（スウォンジ・シティ
の略称）」と書き入れている。
スウォンジ・シティは、イングランド・プレミアリーグで唯一、ウェールズ地方をホームタウンとする
チームだ。昨シーズンにチャンピオンシップ（2部リーグ）からプレミアリーグに昇格し、昇格組の中
では最も上位となる11位でシーズンを終えた。FCバルセロナやレアル・マドリードなどで活躍した
デンマークの英雄、ミカエル・ラウドルップ監督は、短いパスを主体とするスペイン式のサッカーを
好む。若いころからパスや有機的な動きを重視し、スペインサッカーに憧れていた奇誠庸も、スウ
ォンジ・シティのプレースタイルに興味を示しているという。
レギュラーの座を確保する可能性が高いという点も大きい。スウォンジ・シティは昨シーズン、中
盤の要だったジョー・アレン（ウェールズ）が今月初めにリバプールに移籍し、守備的MFが足りな
い状況だ。
孫章薫（ソン・ジャンフン）記者
ソース：朝鮮日報日本語版＜サッカー：奇誠庸、スウォンジ・シティ行きが有力＞
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