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福建省 友好祝う行事の延期申し入れ[08/21]
沖縄県の尖閣諸島を巡って中国で日本に対する反発が強まるなか、沖縄県と友好関係を結ぶ中国の福建省が、来月開催
予定だった友好関係を祝う行事の延期を申し入れてきたことが明らかになりました。
沖縄県と中国の福建省は友好関係を結んでおり、来月４日に福建省の福州市で友好関係の締結１５年を記念した式典が
開かれることになっていました。
式典には、仲井真知事や沖縄県内の経済団体、それに伝統芸能などを披露する子どもたちなど、合わせて１００人以上が
出席する予定でした。
沖縄県によりますと、２０日午後６時ごろ、福建省側から「今は盛大な祝賀行事をする雰囲気ではないので、お互いによい時期を
選んで改めて開催したい」と延期を申し入れてきたということです。
中国では、沖縄県の尖閣諸島を巡り、各地で領有権を主張する抗議デモが起きるなど、日本に対する反発が強まっていて、
沖縄県は、式典に出席する子どもたちの安全などを考慮し、福建省側の申し入れを受け入れたということです。沖縄県文化
観光スポーツ部の平田大一部長は、「非常に残念だ。こういうときだからこそ文化交流をしっかりとやるべきで、今回の延期を、
お互いの友情を強くするきっかけとしたい」と話しています。
NHKニュース: 2012年8月21日 21時14分
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