12/08/21 05:17:47.54
政府, 独島訪問 -天皇発言分離対応筋
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李明博大統領が 20日午前青瓦台で開かれた乙支国務会議を主宰している。李大統領はこの日
の会議で「災害・災難に徹底的に備えて安全基準も厳格に整備してくれ」と注文した。 青瓦台写真
記者団
政府が日本との外交的葛藤を解決するために李明博大統領の独島訪問と「日王謝罪」発言を
分離して対応する方向へ筋を取ったことが分かった。韓国の領土である独島問題に対しては厳
重で断固たる既存の態度を維持するが、日王謝罪発言に対しては日本に積極的に弁明する「ツ
ートラック」戦略を使うわけだ。
20日、青瓦台と外交通商部によると、シン・ガクス駐日韓国大使は玄葉光一郎外相を含む日本
政府の高位関係者たちに「李大統領の日王発言は公式的な席ではない一ワークショップで教師
らと一問一答して出た原論的発言」として理解を要請している。李大統領が過去史問題解決の
重要性を取り上げる過程で自然に出たものであるだけで、その主旨を誤解しないようにと言うメ
ッセージを伝達している。
政府は李大統領の独島訪問に日王発言まで重なりながら日本政府の急激な強硬対応雰囲気
を駆り立てて来たと見ている。日王発言が日本国民の感情に触れて問題解決をより難しくした
側面があるという専門家たちの指摘も少なくなかった。
ここに政府は日王発言が日本の過剰対応をけしかける言葉尻にならないように、各種チャンネ
ルを通じる日本説得に出たのだ。外交部当局者は「敢えて『ツートラック』と言うことはないが、
日本が日王発言に必要以上に敏感に応じる状況であるだけに、これに対しては脈絡と主旨を
きちんと伝達しようということだ」と説明した。
政府は21日の日本の独島関連閣僚会議結果を見守った後、野田佳彦総理の書簡にどのよう
に対応するかなど対応の方向と水位を決める方針だ。政府は尖閣列島(中国名:釣魚島)をめ
ぐる中日間の紛争が激化される状況も注視している。日本が荒い反日デモと日本商品不売運
動などを通じて過激に応じる中国との外交戦にかかりきりになっているうちに、独島問題と関連
した韓日間の感情のもつれは相対的に早く沈むこともありうるだろうと見ている。
しかし野田総理が17日に李大統領に抗議書簡を送ってから三日が過ぎても政府が対応方向を
定めることができないことに対しては政府内外で批判論が出ている。日本側の「総理書簡発送」
を前もって予想することができなかった状態で、右往左往しているのではないかと言う指摘だ。
政府は反駁書簡を発送する方案に重点を置きながらも、書簡自体を返すか全く無視する方案
をいじくっている。
韓日関係の急冷で政府が推進しようとしていた韓日情報保護協定は事実上、李大統領の任期
中にはだめになったように見える。政府は先月、非公開国務会議で「密室処理」を試みたが、
最終追認を保留した韓日情報保護協定に対して「今後、機会を見てまた推進する計画」と明ら
かにして来た。李大統領の独島訪問と8・15光復節祝辞直後にも青瓦台高位関係者は「独島や
過去史問題と韓日情報保護協定推進は別個の事案で、正常に推進するだろう」と話した。
しかし日本政府の大々的な攻勢で韓日関係が日に日に悪化しながら、当分の間、情報保護協
定を再推進するきっかけをつかむのは難しいというのが大体的な観測だ。政府関係者は「対北
情報取得のためにも韓日情報保護協定は必要だが、韓日関係がこんなに凍りついて任期中
には論議を再開する意慾を出しにくくないか」と話した。
イ・ジョンウン記者
イ・スンホン記者
ソース:東亜日報(韓国語) 記事入力 2012-08-21 03:00:00 記事修正 2012-08-21 03:00:00
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