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福井市の友好都市、韓国・水原（スウォン）市の廉泰英（ヨムテヨン）市長が、２４～２７日の日程で
福井市を訪問する予定を取りやめたことが１７日分かった。韓国の李明博（イミョンバク）大統領の
竹島上陸などを受けて冷え込んだ日韓関係を考慮した政治的判断があるとみられる。
福井市市民協働・国際課によると、１６日午後７時ごろ、水原市から同課に「スケジュール調整で
折り合いがつかなくなり、市長の訪問を延期させてもらいたい」と電話連絡があった。詳しい理由や
延期の時期については言及しなかったという。
福井市は今年１月、廉市長から訪問の打診を受け、両市でスケジュールを調整。廉市長ら数人
が２４日に来福し東村新一市長を表敬訪問、２５日には一乗谷朝倉氏遺跡で行われる越前朝倉
万灯夜を見学するなどの日程を詰めていた。同課は「訪問が延期になったことについては残念だ」
としている。
両市は２００１年１２月に友好都市の提携をした。昨年８月には、稲田朋美衆院議員ら自民党国会
議員が、竹島北西の韓国・鬱陵島（ウルルンド）の視察計画を機に、廉市長や議長が福井市での
友好都市１０周年事業への訪問を取りやめた。
今回の日韓問題をめぐっては、韓国・唐津市が「国家の外交が正常でない状態で、地方自治体間
の協力は無意味だと判断した」として、友好都市である秋田県大仙市との交流を一時的に中断
すると発表している。
ソース：福井新聞
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