12/08/17 21:27:31.97
大統領府のある幹部は16日、記者たちとの懇談の席で「韓中関係はかつてないほど良好だ。両国首脳の間で
話し合われるアジェンダ(議題)の性格や内容は、数年前と比べても想像できないレベルになり、両国間では戦略を
めぐる対話が随時行われている」と語った。同幹部の発言は、韓中両国間で、北朝鮮情勢の急変などをめぐる
論議が行われていることを示唆するものだ。李明博(イ・ミョンバク)大統領は今年1月に国賓として中国を訪問し、
胡錦濤国家主席や温家宝首相、全国人民代表大会(全人代)=国会に相当=の呉邦国・常務委員長と
相次いで会談、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去後の韓半島(朝鮮半島)情勢について話し合うと
ともに、韓中自由貿易協定(FTA)の締結に向けた交渉の開始についても合意した。当時、大統領府の関係者は
「李大統領と温首相は、金総書記の死去を受け、北朝鮮を改革・開放に導く方策について深い議論を交わした」
と説明した。
一方、中国共産党機関紙「人民日報」の姉妹紙「環球時報」は今年4月「北朝鮮が再び軽率な行動を取らない
ことを望む」というタイトルの社説を掲載した。社説は「金正恩(キム・ジョンウン)政権が、北朝鮮に対する中国の
考えについて見誤らないようにすることが必要だ。もし北朝鮮が中国を人質にするような策略を巡らしたら、必ずその
代償を支払うことになる」と主張した。
崔賢黙(チェ・ヒョンムク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版: 2012/08/17 11:04
URLリンク(www.chosunonline.com)