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▲ 政治とピッチ上は別問題。韓国にも応えてほしいところだ
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あくまでサッカーはフェアに-。ロンドン五輪にまで竹島問題が波及するなか、日本サッカー協会は
今後も日韓戦を継続していく方針を示した。
3位決定戦で韓国代表のMF朴鍾佑がハングルで「独島(竹島)は韓国固有の領土」と書かれた
プラカードを掲げた問題は、依然、波紋を広げたまま。15日(日本時間16日)には、韓国サッカー協会
がスイス・チューリヒの国際サッカー連盟(FIFA)本部に幹部を送り込み、「政治的な意図はなく
偶発的だ」と主張した。しかし、FIFA関係者が「訪問のことは全く聞いていない」とアポなしだったことを
暴露するなど、相変わらずである。
一方、日本協会の大仁邦弥会長(67)は「来月中にFIFAが何らかの判断を出した上で、国際
オリンピック委員会(IOC)も動くと聞いている。その判断を待つだけ」と静観する姿勢を強調した。
3位決定戦以降、日本協会には「なぜ抗議しないのか」「韓国に屈せず頑張れ」といった電話が鳴り
やまず、協会関係者も「業務に支障がでている」と困惑気味。こうなると、長く続いてきた伝統の
日韓戦についても“凍結”かと思いきや…。
「そんなことはありません」と大仁会長。今後も、A代表の日韓戦に応じる用意があることを明かした。
これまでも政治的に微妙な時期は何度もあったが、日韓戦が“親善大使”の役割を果たしてきた。
今も日本協会幹部の間で語り草なのは、1997年11月1日にアウェーで行われたフランスW杯
アジア最終予選の日韓戦だ。
すでにW杯出場を決めていた韓国に対し、日本は負ければ道を閉ざされるまさに崖っぷち。ところが、
韓国のサポーターからも「一緒にフランスに行こう」という横断幕が出て、結果は2-0で勝利。
ジョホールバルの歓喜へとつながったが、当時の長沼健会長(故人)は「涙が出るほどうれしかった」
と話していた。
こじれ続ける日韓問題をクリアにするには、サッカー日韓戦しかない。政治とスポーツは別問題。
日本が蹴り込んだフェアプレーのボールを、韓国はどう受け取るだろうか。
(夕刊フジ編集委員・久保武司)
ソース:ZAKZAK
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