12/08/14 21:18:20.55
李明博(イ・ミョンバク)大統領が日本軍慰安婦、歴史教科書歪曲など過去の問題と関連して連日
外交上の慣例を越える強硬発言をしており、その背景に関心が集まっている。
去る10日、大韓民国大統領として初めて独島(ドクト、日本名:竹島)を訪問した李大統領は、14
日には日王まで取り上げて過去の問題の早急な解決を促した。
李大統領のこのような対日攻勢は現政権だけでなく次期政権にも外交的負担として作用するとい
う指摘が出ている。李大統領はこの日、忠北(チュンブク)清原(チョンウォン)郡、韓国教員大学を
訪問した席で‘独島訪問’に対する質問が出るとすぐ決心したように直接的に日本を追い詰めた。
李大統領は現場で日王が「ひざまずいて」謝らなければならないという表現を使ったことが分かっ
たが、その後、大統領府が公開した発言録からは抜けていたことが確認された。李大統領は日本
の植民地問題については容赦できるが、忘れることはできず、追求すべきことは追求すべきだと
声を高めた。「静かな外交」と言われた対日外交政策が強硬モードに変わったことが示唆される。
このような基調から見れば15日公開される光復節祝辞でも李大統領は日本軍慰安婦など過去の
問題についても過去とは違って具体的に断固たるメッセージを伝える可能性が高いと見られる。
事実上、任期をわずか4カ月余り残した李大統領が過去の歴史など対日懸案と関連して異例に
強力な発言を連日吐き出すことについては批判的な声が多い。
政権をとってからずっと対日外交問題で実用主義路線を追求し、任期末に突然批判的な態度に
急変したのはレイムダック(任期末権力漏水現象)に苦しめられる国内政治状況のためという指摘
がある。実際、李大統領に対する国政支持度は最近20%以下まで落ちたが、李大統領の独島訪
問は80%以上の国民が賛成するほど支持を受けている。
このため李大統領が過去の問題を前面に押し出しながらレイムダックを突破する手段にしている
という批判が出てくる。ムン・チョンイン延世(ヨンセ)大政治外交学科教授は「李大統領の独島訪
問に続く対日強硬発言は全く理解できない」としながら「大統領の独島訪問に対する国民的支持
度が84%まで上がった世論調査に鼓舞されて‘日本たたき’をすれば国民支持度が上がると思っ
たようだ。」と話した。
ムン教授は「全般的な外交の大きな絵を見れば南北関係と韓中関係が悪く、韓日関係だけでもう
まくやるべきなのに大統領の最近の言動は韓日間摩擦を深化させ、李政権の今後の外交的布石
に悪影響を及ぼすだろう」と予想した。
キム・ソンス、ハ・ジョンフン記者
ソース:ソウル新聞(韓国語) 「日王ひざまずいて」直撃弾…‘日たたき’でレイムダック突破歩み
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★1の立った時間:2012/08/14(火) 19:41:00.27