12/08/12 19:34:14.71
2012年8月9日、英紙フィナンシャル・タイムズは記事「心を込めた対応というタネから敵意が収穫されたのか」を掲載した。
今、世界各国のメディアは中国に注目している。五輪もまた例外ではない。中国の金メダルだけが話題ではない。ドーピング、
八百長、反則、失格……中国に関する負のニュースが数多く伝えられている。
4年前、北京五輪の開催国として中国は各国を心を込めて出迎えた。五輪を期に世界の大国の一つとして遇されることが
期待されていたが、国際外交においても、そして競技場においても中国が望む変化は起きなかった。それどころか、ロンドン
五輪において中国は空前の敵意にさらされた。少なくとも中国人の多くはそう考えている。
ツイッター、フェイスブック、衛星テレビ……数々の新しいツールが誕生し世界を緊密につなげている。あるいはそれゆえに中国と
西洋、異なる文化の衝突が際立つのだろうか。いや衝突は東洋と西洋の間に起こっているのではない。
ドーピング疑惑が話題となった中国の競泳選手・葉詩文(イエ・シーウェン)。国際オリンピック委員会(IOC)が彼女の潔白を
発表したその日、ロンドンのバスでパキスタン人移民2人がこう話していた。「中国人はバカじゃない。特別な漢方薬があるん
だろう」と1人が話すともう1人もうなずいていた。
あるいはこの東南アジアの隣人を納得させることは、欧米人を説得する以上の難題なのかもしれない。(翻訳・編集/KT)
レコードチャイナ: 2012年8月11日 17時48分
URLリンク(www.recordchina.co.jp)