12/08/12 06:39:38.50
英国・カーディフで10日に行われたロンドン五輪男子サッカー3位決定戦で、
日本に2-0で勝利した韓国の選手が、試合後のピッチ上で、島根県の竹島(韓国名・独島)
領有を主張するプラカードを掲示していたことが11日、分かった。
国際オリンピック委員会(IOC)は同日、この問題の調査を始めたと発表。表彰式に
当該選手を出席させないよう韓国オリンピック委員会(KOC)に求めた。マーク・
アダムス広報部長は、「現段階で言えるのは、五輪と政治を混同しないという原則だけ。
政治的な立場を示すのは五輪の場ではない」と述べ、詳細を把握したいとの考えを示した。
この問題は、MF朴鍾佑(パク・ジョンウ)選手が「独島はわが領土」とハングルで
書かれたプラカードを試合後に掲げたもの。日韓両国が領有権を主張する同島には、
10日の試合直前に韓国の李明博大統領が上陸するなど、両国間が緊張していた。
同選手は11日の表彰式に出席しなかった。
五輪の憲法ともいうべき五輪憲章には「五輪に関するあらゆる場所において、いかなる
示威活動、政治的、宗教的、そして人種に関する宣伝活動は認められない」とされており、
インターネット上では行為を問題視する声が上がっていた。
1968年のメキシコ五輪では、男子200メートルで金、銅メダルをそれぞれ獲得した
米国の黒人選手が人種差別に抗議し、黒手袋をはめた手を空に突き上げた。IOCと
国際陸上競技連盟は2人の選手資格を停止、選手村から追放した例がある。
五輪評論家の伊藤公氏は、今回の行為について「明らかにやり過ぎ」と批判。
「代表選手は五輪出場前、自国の五輪委員会に『憲章を順守する』との誓約書を署名、
提出しており、それに違反する可能性がある。違反とされればメダル剥奪もあり得る」と
話した。
URLリンク(www.sanspo.com)
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