【書籍】 「ハングルがチアチア族の公式文字になることはない」~『ハングル民主主義』[08/10]at NEWS4PLUS
【書籍】 「ハングルがチアチア族の公式文字になることはない」~『ハングル民主主義』[08/10] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
12/08/11 22:41:38.77

URLリンク(www.imaeil.com)
▲ハングル民主主義/チェ・ギョンボン著

2003年、学界には「日帝が我が国の英文国号を'Corea'から'Korea'に変えた」という主張が提起さ
れた。私たちの国号が初めて西洋に登場した13世紀以後700年間余り公式国号は'Corea'だった
が1910年、日本が大韓帝国を強制併合してからすべての英文国号を'KOREA'に変更したという。

その理由は'Japan'より'Corea'がアルファベット順で先にならないためというもっともらしい理由もつ
いた。このような主張は反日感情に乗って急速に広がった。今でもオリンピックなど国際行事が開
かれるときは英文国号を'Corea'に変えようという主張が飽きずに登場する。

「ハングル民主主義」はこのような「日帝操作論」が国粋主義的態度と反論する。一部資料を根拠
に断定的に歴史的事実を解釈したということだ。私たちの国号はフランス語表記の'Coree'あるい
は'Corea'で初めて世界に知らされた。しかし、ドイツ語式表記によればコリアは'Korea'と書かれる。

19世紀以後、資料の英文国号は二種類表記が入り乱れて、'Korea'の頻度が相当高く現れる。し
かも1903年以前に大韓帝国が発行した切手も大部分'Korea'を使っており、逆に1903年以後、発
行した切手が'C'と'K'を混用している。大韓帝国時代に発行された国内新聞でも'Korea'が一般的
だ。解放後、南北とも自然な慣例により英文国号を'Korea'とみなしたということだ。

この本は民主主義の原則の民権「自主」平和をキーワードに近代初期の国語政策がどのように
民権を向上させ国語政策と教育が社会の民主的意思疎通をどのように円滑にしたのか調べる。
また、統一国家を夢見る多文化社会でこれから国語政策をどうすべきか代案も模索する。

ハングル学者の著者は「漢字を書いてはいけない」「外来語は固有語に変えなければならない」
「誇らしいハングルを世界へ輸出しよう」等の論争は言語問題が言語でない'精神'と'価値観'の問
題に変質したためだと分析する。日帝強制占領期を経てハングルは民族の自主性と優秀性を強
調し民族のアイデンティティを表わす一つの象徴の座を占め、'言語民族主義'が強く入り込んだと
いうことだ。

これは「ハングルがなければ韓国語もない」あるいは「ハングルがなくなれば私たち民族のアイデ
ンティティも失われる」という歪曲された認識を産んだ。また、ハングルと韓国語、我が民族の関係
を絶対的に見る民族主義的観点が国語学や国語政策論に深く入り込み正書法と標準語、外来語
などに対する強迫と執着に陥った。

時には言語民族主義はハングル帝国主義に変質する。代表的な論議はインドネシア少数民族の
チアチア族にハングルを普及する事業だ。独自の言語があるが文字がないチアチア族が不足文
字にハングルを採択したというのが骨子だ。国内世論は「ハングルの優秀性が世界的に認められ
た快挙」と熱狂した。だが、この事業は初めから実現の可能性自体が低かった。国家の公式文字
は国語政策の枠組みで決定されるからだ。

多民族国家の場合、固有文字がある少数民族はその固有文字を使い、文字がない場合、共通語
を表記する文字で民族語を表記する。これは国家全体の疎通の便利性のためだ。インドネシア政
府の言語政策を無視してハングルがチアチア族の公式文字になることはできない。しかも、ハン
グル普及と韓国語普及は厳格に別問題だ。他国国民に外国語でない公式語として韓国語を輸出
するというのはそれこそとんでもない考えだ。

著者は「文字選択にも民主主義が重要だ」と強調する。言語は社会生活の道具なので言語と文字
の選択と維持には構成員の合意が何より重要だということだ。著者は「利便性の基準を定めるの
は言語を使う大衆の役割であり言語政策は大衆の要求を反映して発展方向を定めなければなら
ない」とアドバイスする。

280ページ.1万3千ウォン.

チャン・ソンヒョン記者

ソース:韓国毎日新聞(韓国語) ハングルの意味は'民族'よりは'民権'…『ハングル民主主義』
URLリンク(www.imaeil.com)



レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch