12/08/10 19:15:09.23
- シンガポール 軍事パレードで最新兵器 -
中国が海洋進出を活発化させるのに伴って東南アジア各国が軍事力の整備を急ぐなか、シンガポールでは
独立記念日に合わせた軍事パレードが行われ、最新の兵器が披露されました。
シンガポールは、マレーシアから独立した8月9日の記念日の祝賀行事で毎年、最新の兵器を披露する軍事
パレードを行っています。
47回目のことしは、空軍の戦闘機が高層ビルの周辺を旋回したり、海軍の高速艇がスピードを上げた状態
から急停止するなどのパフォーマンスが次々に披露されました。
シンガポールは、国防費を年々拡大させており、ことしは10年前の1.5倍の日本円で7700億円余りと、国家
予算の4分の1にのぼる規模で、金額だけでみると東南アジアで最大となっています。
また、アメリカ軍の最新型の艦艇を来年から受け入れることにしており、アジア太平洋地域を重視する新たな
国防戦略を進めるアメリカとの関係を強化しています。
中国が海洋進出を活発化させるなか、東南アジアではほかにもインドネシアやタイ、ベトナムなどが近年、
国防費を急速に増やしています。
東南アジアの軍備増強の動きについて、アメリカ海軍大学のピート・ペドローソ教授は、「中国が、南シナ海や
東シナ海で挑発的な行動をとっていることが背景にある。近隣の国が軍備を増強させるのに合わせてバランス
をとろうと、アジア全体が軍拡競争に陥っている」と話しています。
(*ソースに動画があります。)
ソース : NHK 8月10日 9時46分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)