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韓国外交通商部（省に相当）の朴泰鎬（パク・テホ）通商交渉本部長とベトナムのブー・フイ・ホアン商工相は
6日、ハノイで会談を行い、両国が自由貿易協定（FTA）の締結に向けた交渉を開始することを正式に宣言した。
両国は来月、初会合を開き、対象品目の範囲、分野別の交渉指針などを話し合う。朴本部長は会談後
「できるだけ早く合意できるように努力したい」と語った。
両国のFTA交渉では農水産物の市場開放が最大の争点になる見通しだ。ベトナムは世界2位のコメ輸出国
として知られるなど、世界的な農水産物輸出国だ。これに対し、韓国はIT製品、自動車などの輸出拡大を交渉の
主な目標としている。
韓国はベトナムが加盟している東南アジア諸国連合（ASEAN）とのFTAを結び、2007年に発効している。しかし、
韓国の主要輸出品目である自動車、部品、ITなどの分野が対象に含まれておらず、韓国政府はASEAN加盟国と
個別のFTAを推進しており、ベトナムとの交渉もその一環だ。
昨年の韓国とベトナムの貿易規模は186億ドルで、貿易収支は韓国が84億ドルの黒字となっている。
パク・ユヨン記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版: 2012/08/07 08:04
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