12/08/07 16:39:29.66
- マッカーサー元帥像、55年ぶり補修 ／仁川 -
進歩派からの撤去要求に苦しみながらも…作業終了まで警察官を配置
自由公園（仁川広域市中区）内にあるマッカーサー元帥の銅像が6日、55年ぶりの補修作業を控え、シートで囲われた。
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仁川市中区が6日、自由公園にあるマッカーサー元帥像のさびを落とし、ひび割れた部分を埋めるなどの
補修作業を開始した。1957年に銅像が立てられて以来、55年ぶりのお色直しだ。
中区は6日「来月15日の仁川上陸作戦記念日に先駆け、6000万ウォン（約416万円）を投じて今月末まで
銅像の補修作業を行う」と発表した。マッカーサー元帥像は、57年の建立以来、十分な手入れがされておらず、
色はあせ、あちこちさびが浮いたりひび割れたりしている。2010年にこの銅像の安全診断を行った際、既に
「保守作業が必要」と指摘されていた。
しかし、04年にこの銅像の撤去問題をめぐり保守・進歩の各団体が激しく対立し、その後もこの問題は
くすぶり続けたため、中区庁は補修作業について慎重に検討を進めてきた。
中区は昨年予算を確保し、今年の初めから補修作業を行う予定だった。しかし政治的非難を招きかねない
という判断から、補修作業を4月の総選挙後に延期した。また当初の計画では、銅像を撤去して工場に運び、
作業を実施する予定だったが、現場で作業する方式に変更した。銅像を完全に撤去して補修作業を実施すると、
撤去から再設置までの間に問題が生じる恐れがあるからだ。
中区庁は6日、工事に先駆け銅像周辺にシートを設置した。工事は7日から始まる。また所轄の中部警察署は、
工事が終わるまで警察官約60人を銅像の周辺に配置し「万一の事態」に備えることとした。
マッカーサー元帥像の撤去騒動は、02年に当時中学生だった申孝順（シン・ヒョスン）さんと沈美善（シム・ミソン）
さんが米軍の装甲車にはねられ死亡する事件が起きたのを機に本格化した。この事件で反米世論が強まると、
進歩系の諸団体が銅像周辺で相次いで集会を開き、撤去・移転を主張した。この騒動は、04－05年に一層激化し、
銅像周辺で進歩系・保守系の団体がそれぞれ集会を開き、暴行事件にまで発展したこともあった。仁川上陸作戦
記念日に当たる9月15日ごろになると、毎年銅像周辺で保守・進歩両派の団体が集会を開いている。
ソース ： 朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2012/08/07 13:29
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