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（基隆 6日 中央社）台湾の東側、西太平洋で海洋調査を行っていた海洋大学（基隆市）の調査船が、
日本海上保安庁の警告などにより調査続行が難しくなったとして、予定を1日早め、6日夕方に基隆に
帰港する。
調査船「海研2号」は、2日台湾に上陸した台風9号による海洋生物および生態系への影響を調べるため、
3日に出港、9カ所目となる最終観測ポイントの沖縄県波照間島から60カイリ（111.1キロ）地点で、海保の
警告を受けた。
日本側の報道では、日本時間5日午後2時過ぎに波照間島から94キロ地点で調査船を確認、日本の
排他的経済水域（EEZ）だが事前同意がなかったため無線で警告したと伝えている。
今回の調査責任者である●(記者注: 龍の下に共)国慶教授は、特に釣魚台列島（日本名：尖閣諸島）
に近い水域で警告を受けることはよくあると話しており、第9ポイントでの調査には10時間ほど必要だったが、
途中で切り上げざるを得なくなったため6日午後6時過ぎには基隆に戻る予定だとしている。
外交部はこれについて、現場は台日双方のEEZが重複しているエリアで、水域設定の話し合いを重ねている
最中だとコメントした。
中央通訊社: 2012/08/06 18:02:24
URLﾘﾝｸ(japan.cna.com.tw)
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