12/08/05 12:02:09.16 1tvelo+S
塩田には2種類ある
天日塩田 海水から直接塩の結晶を取り出す、塩田と聞いてイメージされるのはこちら
採鹹塩田 砂に析出した塩に海水をかけて溶かし海水の濃度を上げて濃い鹹水を得る
塩田と聞いてイメージされるのは前者だが日本の塩田はほとんどが後者
日本は雨が多いので天日塩田には向かない
そこで濃い海水を作り出しそれを煮詰めて塩を得る方式が発達した
採鹹塩田は作っているのは鹹水であって塩ではない
これを同じ塩田と称してしまったのが誤解が生まれる元
天日塩を名乗れるのは前者だけ
朝鮮ももともとは後者だったのだが燃料が枯渇したためまともに作れなかった
そのため総督府が台湾や満州で行われていた天日塩田を朝鮮の雨が少ない地方に
持ち込んだ