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8月3日(ブルームバーグ):中国株式相場は5週間ぶりの大幅高。中国や欧州、米国の中央銀行は
成長を支援するための措置を直ちに講じなかったものの、中国当局が株式取引手数料の引き下げを決めた
ことが好感された。
株式取引手数料の20%引き下げで取引が増加するとの観測から、国金証券(600109 CH)や東北証券
(000686 CH)など証券株が上昇。また、不動産会社の保利房地産集団(600048 CH)も上げた。
一方、自動車メーカーの上海汽車集団(SAICモーター、600104CH)は値下がりした。中国の自動車在庫が
4か月ぶり高水準に増加したことが材料視された。一汽轎車(000800 CH)も安い。
大衆保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は、「株式取引手数料の引き下げは、国内取引の効率性を
高めるだろうが、経済の改善を後押しすることはない」と指摘。「経済を支え、市場の流動性を押し上げる政策が
さらに必要だ」と述べた。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は、前日比21.61
ポイント(1%)高の2132.80で終了。週間ベースの上昇率は0.2%となった。上海、深?両証取のA株に連動
しているCSI300指数は同0.8%高の2353.74。
Bloomberg: 2012/08/03 16:48
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