【ASEAN】外相会議、中国の“横やり”にもめげず・・・議長国カンボジアにも多い「中国嫌い」[07/25]at NEWS4PLUS
【ASEAN】外相会議、中国の“横やり”にもめげず・・・議長国カンボジアにも多い「中国嫌い」[07/25] - 暇つぶし2ch1: ◆KONJACs21A @おまコンニャクφρ ★
12/07/25 09:13:15.29
中国の“横やり”にもめげぬASEAN 議長国カンボジアにも多い「中国嫌い」
2012.7.25 07:14

 このほど開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議で、中国との南シナ海での領有権問題をめぐり、
フィリピンと議長国のカンボジアが対立、同会議史上初めて議長声明が出されなかったことで、
ASEAN分断を狙う中国の策が功を奏したなどと言われた。
しかし、その後インドネシアが調停に乗り出し、事態は収拾に向かった。
(フジサンケイビジネスアイ)

 1967年に発足したASEANは当初、経済の自由化に焦点をおいた。
反共産主義国家の集まりとしてスタートしたASEANは、その後、ベトナムやカンボジアなどが加わった結果、
政治体制は民主主義から一党独裁に、さらに王政までバラエティーに富む。
経済格差も大きく、かつての欧州共同体(EC)のようなものを目指そうにも目指せなかった。

 発足から30年たった1997年に「ASEANビジョン2020」を採択、
ようやくASEAN共同体構想を展望するようになった。
そして2007年1月、中国やインドの急速な経済成長に対抗すべく、ASEAN共同体の構築をさらに
5年前倒しし、15年までの実現を図ることを決めた。

 ASEANが本格的に注目を浴びるようになったのは、このあとだ。
08年のリーマン・ショックを発端とする経済危機を乗り切ったことで、ASEAN経済の力強さに
世界中が気がついたのだ。
さらに中国での労働争議や賃金上昇で、進出企業が代替の進出先を探すようになったことも、
ASEANへの注目度を増す一因となった。
注目され、期待されると伸びるのは子供だけではない。

一方で、苦々しく思っていたのが中国だろう。

 カンボジアは今回の議長声明作りで、領有権問題をめぐって中国を名指しすることに反対するなど、
しばしば中国寄りとされてきた。
しかし、本音では「中国嫌い」を公言するカンボジア人は多い。

 プノンペン中心部で首相府の庁舎建設を中国に丸投げしたことで、カンボジア政府は中国に取り込まれたと
いわれたこともあったが、フン・セン首相は庁舎が完成すると、デザインが気にくわないと言って
さっさと隣の建物に移ってしまい、中国を唖然(あぜん)とさせたものだ。

 やはり、中国の援助に依存してきたミャンマーも、新政権になるや、中国によるダム建設を突然中止。
民主化に大きくかじを切り、14年にはASEAN議長国として、米大統領を首都ネピドーに迎えようとしている。

 発足当時、夢物語にしかすぎなかった「ASEAN共同体」。
しばしば「NATO(No Action Talk Only=話すばかりで行動が伴わない)だ」
と揶揄(やゆ)されながら、積み重ねてきた協議が結実するときが近づいている。
中国の横やりは今後も続くだろう。
しかし、共同体をめざすASEAN各国の意志を押しとどめることはできないだろう。
(産経新聞編集委員 宮野弘之)
ソース
中国の“横やり”にもめげぬASEAN 議長国カンボジアにも多い「中国嫌い」+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)


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