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∞旅行業者「中国人観光客もういらない」
中国人観光客はもういらない―。NHKが中国からの団体客を扱う日本の旅行業者を対象に調査した
ところ、70%以上の業者が取り扱いを「控える」「中止する」と回答して話題になっている。
観光客の誘致は日本政府が力を入れるテーマだ。特に年間100万人以上が訪れる中国人はターゲット
で、ビザ発給でも優遇される。だが、誘致構造に問題がある。
一部の大手を除き、日本の旅行会社は中国での営業が認可されていないため、中国の旅行会社の提案
プランを受け入れてきた。
NHKの報道では、中国からの東京・大阪5泊6日団体ツアーの価格は5万円と驚きの実態が報じられた
が、これでは日本側に利益が出るわけがない。NHKの調査では、日本の旅行会社の76%が中国人団体客
の取り扱いを今後「中止、または控える」と回答した。もう中国人はいらん!と宣言した形だ。
だが、このNHK報道自体には別の意味があるようだ。旅行代理店関係者は「政治的な圧力をかけ、日本
の旅行代理店が中国でツアーを直接販売できるよう規制緩和を促そうというもの」と読み解く。
では今後、日本側の思惑通り、利益を上げながら中国人団体客を獲得できるのか。それでも「中国人客
は減る」(同)とみている。なぜか。すでに旅行先として日本を敬遠するようになっているからだ。
「日本の5000円のビジネスホテルと、タイの1000バーツ(約2500円)のプール付きホテル、どちらを選ぶ
かは明白」(同関連業者)
中国に買い叩かれたうえに、価格を上げれば逃げられる。しかも、マナーの悪い中国人観光客が多い
宿泊施設は、日本人客が避ける傾向もあるというから踏んだり蹴ったりだ。
ソース:東スポWEB 2012年07月18日 12時00分
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