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∞カルト宗教団体の新天地―韓国で広がる新興カルト宗教
１６日、韓国のネイバーなど主要ポータルサイト検索語１位になり世間の関心を集めたニュースはカルト
宗教団体「新天地」に関する話題だった。インターネットユーザーが「全南（チョンナム）大学の校門拉致」
というタイトルでアップした動画がインターネットに乗って一気に広がった。
疑惑の動画には２、３人の男が国立大学の全南大学付近で、一人の女性を強制的に車に乗せようと
する真昼の拉致事件の様子が移っていた。 実はこれは、警察の調査結果、母親が宗教団体の新天地
にはまってしまった大学生の娘を呼び戻すために連れ去るシーンだったことが明らかになった。
インターネットユーザーらは宗教団体新天地を話題の的にして、ポータルサイトなどで宗教団体の
反社会的行為を告発する投稿などが次から次へと挙がった。 また、自分たちの体験などを語りながら、
「カルト宗教の新天地にはまってしまい、学業はもちろん、職場もあきらめることになった」などと書き込
んでいる。母親が娘を拉致してまで呼び戻したがる「新天地」の実体とは何だろうか?
教祖イ・マニを追従するカルト宗教団体の新天地は、１９８４4年(※原文ママ)から信徒数が１４万
４０００人になれば永遠に肉体が死なないという条件付きの終末論を主張し、正当な教会信徒と偽って
入信者らに苦痛を与えているカルト宗教団体だ。
カルト宗教団体の新天地は、韓国の異端宗教の専門家らによれば、教祖の李萬熙（イ・マニ）が自身
を「再臨主」と信じ、この時代の救援者であることを強調して追従者らにあらゆる謀略を動員し教会信者
らを引き抜くことを指示するという。正統教会の信者をどう誘惑するかを研究し、訓練を別途受けるとい
う。韓国でここまで正統教会に被害を与えた団体はなかったと言う。
さらに専門家らはとくに新天地が最近ボランティア団体や天地日報というメディアを通じ、否定的な
イメージからの脱却に向かっていて、奉仕活動を通じて一般の人たちまで接近し布教活動を行っている
ことを警告した。
全南大学の大学生の娘の一件しかり、最近の長引く不況や社会不安の背景を反映してか、若者層
の間でカルト宗教熱が盛り上がり、被害が広がっている。
ソース：KRnews 2012/07/17 [14:50]
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▲ 全南（チョンナム）大学の校門拉致と題される動画 (c)オンラインコミュニティ
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