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キム・ソンファン外交通商部長官が16日、日本民主党の前原誠司政調会長に日本の慰安婦記念碑の
撤去運動などを指摘して、日本の過去史への反省を促した。
キム長官はこの日、国会の招請で訪韓した前原誠司政調会長など日本民主党の戦略的韓日関係議員
連盟の議員たちとの昼食会に先立って記者たちに、「韓日情報保護協定を推進しながら国民の反日
感情が深刻な水準である事を改めて感じた」とし、「おそらく米国ニュージャジー州の慰安婦記念碑撤去
運動などが我が国民の感情を大きく刺激したようだ。今日の昼食会でこのような件を強力に指摘する
考えだ」と話した。
前原会長は冒頭発言で、「日韓はお互いに政治・経済体制を共有して価値観を共有する関係」と言い
ながら、「特に天安艦（チョンアンハム）、延坪島（ヨンピョンド）事件当時、緊密に協力して米国を含む
三角協力を通じて韓国のために努力して来た。韓日間に多くの懸案があるが信頼関係を構築できると
確信している」と話した。韓米日の三角安保協力の重要性とその脈絡から推進されて来た韓日軍事
情報保護協定の必要性を今一度強調したと解釈される。
前原会長はこれに先立ってこの日の午前、キム・テヒョ前青瓦台（大統領府）対外戦略企画官に会って
朝食会の会合を開いた。韓日軍事情報保護協定の波紋から退いたキム前企画官を労う性格の席
だったと推定される。 前原会長は韓日軍事情報保護協定を本格的に推進し始めることに両国が合議
した2010年10月の外交長官会談当時、日本の外務大臣だった。
前原会長は松下整形塾出身の6選議員で韓日関係に関心が高い事で有名だ。彼が韓日関係を重視
する戦略的目的は、対中国への牽制がある。これはキム・テヒョの前企画官の考えと一致する部分だ。
キム前企画官は青瓦台対外戦略企画官の資格ではなく、学者資格で会ったことになっている。
前原会長はこの日の午前にパク・テホ通商交渉本部長に会い、韓日自由貿易協定（FTA）交渉の再開
方案を論議して、午後3時にはリュ・ウイク統一省長官と面談した。
前原会長、田村謙治、三村和也など 5人が付き添った戦略的韓日関係議員連盟は2009年以降、毎年
1回訪韓して政府要人、学者、国会議員などと面談している。2009年6月、2010年8月、2011年10月に
訪韓した。
ソース：NAVER/京郷新聞（韓国語）
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