12/07/12 15:23:23.76
済州道の警察官17人が、勤務中に暴言を浴びせたり、暴力を振るったりした市民27人を相手取り、
損害賠償請求訴訟を起こした。
済州地裁が11日に発表したところによると、済州東部警察署中央地区隊(日本の交番に相当)に
所属するK警衛(警部に相当)など警察官17人は「被疑者らを連行した際、抵抗して暴力を振るったり、
暴言を浴びせたりした」として、集団で損害賠償の支払いを命じるよう申請した。
警察官たちが請求した損害賠償額は、暴行を加えた市民1人につき200万ウォン(約14万円)、暴言を
浴びせた市民1人につき100万ウォン(約7万円)、計2800万ウォン(約195万円)となっている。
K警衛は先月21日午前4時45分ごろ、済州市一徒2洞で発生した暴行事件をめぐり、通報を受け出動、
事件の経緯について事情を聴いたが、その際に顔を殴ったとして、51歳の男性に200万ウォンの支払いを求めた。
また、同じ地区隊に所属するL警査(警部補に相当)も、今月7日午前1時30分ごろ、同市三徒2洞の
団らん酒店(日本のキャバクラのような風俗店)で、客が飲み代を支払わず乱暴を働いているとの通報を受け
出動したところ「警察官を全員殺してやる」と暴言を浴びせ、階級章を奪ったとして、56歳の男性に100万ウォン
の損害賠償を求めた。
中央地区隊の関係者は「パトロールの最中、酔っ払いによって精神的・肉体的な被害を受けるケースが
増加している。市民に注意を喚起するため、今回一斉に損害賠償を求めた」と語った。
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