12/07/12 08:43:05.37
県内で行われる自動車運転免許試験に、今年9月から中国語の学科試験が導入されることが、
県警への取材でわかった。
県内の中国人の人数はブラジル人を抜いて最多となっており、日本語が不得意で受験を敬遠しがちに
なることへの配慮に加え、無免許運転などを防ぎたい狙いがあるとみられる。
中国語の試験は、関東地方では初の導入となる。(工藤圭太)
県警関係者によると、中国語の試験は9月3日から開始予定で、鹿沼市の運転免許センターで
受験できる。問題は数パターン用意する。
これに伴い、教習所での仮免許試験も中国語で受験できるようになるほか、県警で中国語の教本も
作成するなどして準備を進めている。県内での外国語試験は、2009年開始の英語以来2か国語目。
県国際課の外国人登録者数調査によると、県内の中国人の数は11年12月末現在7757人で、
全体(3万967人)の約25%を占める。2008年の調査で、ブラジル人を抜いて初めて最多となった。
県警関係者によると、これに伴い、県内で運転免許試験を受けた中国人の数は、11年は震災の
影響で約200人と少なかったものの、10年は約300人で、年々増加傾向にあるという。
中国本土の運転免許を持っていない人は、日本人同様教習所に通うなどし、免許センターの学科試験に
合格しないと免許を取得できない。不慣れな日本語か英語でしか試験を受けられないことに対し、
同センターなどに相談が相次いでいた。こうした事情に対応するため、中国語試験の導入に踏み切った。
本県在住で中国語試験を希望する人は、最寄りでも宮城県や青森県などでしか受けられなかったが、
県内での実施で中国人にも門戸を広げる形だ。
また、県警関係者は「免許が取れないからという理由で、無免許で運転する中国人も少なくない」と話す。
中国語試験の導入で、結果として交通ルールの浸透や、無謀運転が原因の事故の抑止効果も期待される
という。
中国人グループがイヤホンや携帯電話を使い、東京都内の学科試験でカンニングをしたとされる事件では、
主犯格で足利市にいた中国籍、張展彪容疑者(37)が道交法違反容疑で逮捕されており、県警幹部は
「不正取得抑止にもつながる」と期待を寄せる。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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