12/07/10 10:54:16.32
(写真)
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▲ 昨年12月30日の運航再開初便で大分空港に到着したソウル線の利用客。同路線は夏場
の韓国人旅行者の確保が課題となっている
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県は大分―ソウル線の利用率を高めるため、韓国人旅行者を対象に、往復利用で2千円分の
商品券を配布する事業を始めた。例年、旅行者が落ち込む夏場の需要喚起を狙った初めての
取り組み。商品券が利用できるのは県内の量販店や小売店など約300店。利用者が狙い通り
使えば、事業費の1千万円は県内に還流することになる。
当面は県内に旅行客を送り込んだ実績がある韓国内の旅行会社5社を対象に、各社の旅行商品
の利用者や個人旅行を手配した人に配布する。往復とも大分空港利用なら2千円分、片道だけ
なら千円分を渡す。本年度末まで配布する。
商品券はクレジットカード会社発行のもの。大分空港の売店のほかデパートやスーパー、小売店、
ゴルフ場などで使える。利用実績は各旅行会社から報告してもらい、未使用分は回収する。
ウォン安の影響で日本への韓国人旅行者数が伸び悩む中、格安航空会社が福岡―ソウル線に
参入するなど、九州内の空港間競争は激化している。
大分―ソウル線(週2便)は昨年12月末に運航を再開後、70%台の搭乗率を維持しているが、
円高を背景にした日本人客の増加が要因。安定した利用者数を維持するには韓国人旅行者の
回復が欠かせない。
県によると、商品券2千円はソウル発着で県内を中心に回る2泊3日の一般的なパックツアー
料金の5%以上に相当するという。「他の旅行商品と比較してもらえば、お得感をアピールでき、
強みになる」(交通政策課)とみている。
県は県民の利用促進策として、大分空港からのソウル線利用者に1人当たり片道2500円を
還付する「グループ旅行・リピーター補助制度」も実施している。
ソース:大分合同新聞
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