12/07/09 03:19:53.80
(写真)
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▲ 4大河川事業の候補地域、驪州(ヨジュ)の道里(トリ)島
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韓国の4大河川事業が『国際湿地アワード(The Wetland Globe Awards)』で 、『最悪の湿地』を
意味する灰色賞(Grey Award)を受賞した。
世界湿地ネットワーク(World Wetland Network, WWN)は第11回ラムサール条約の当事国総会
が開かれているルーマニアのブカレストで7日(現地時間)、『国際湿地賞』を発表した。韓国の
4大河川事業はアジア地域の『灰色賞(Grey Award)』を獲得した。
去る2010年に日本の名古屋で開催された生物多様性条約総会から始まった世界湿地賞は、
大陸別で湿地管理の模範事例(Blue Award)とそうではない場合(Grey Award)を選定している。
この日賞を受賞した韓国湿地NGOネットワークは 、「この賞の受賞を恥ずかしく受け入れ、4大
河川事業の問題点を共同で認識してくれた世界NGOに感謝します」という所感を表明した。
引き続き、「李明博(イ・ミョンパク)政府が4大河川事業を緑色成長と包装して広報しようとして
いる」とし、「灰色賞の受賞は4大河川事業が決して緑色成長にならない事を認識させる契機と
なった」と伝えた。
これに関連して、世界湿地ネットワークのChris Rostron議長は、「短期間の経済的利益を得る
ために湿地を搾取した場合、生命の基盤は破壊されて生物たちは絶滅してしまう」と警告した。
一方環境府は最近、4大河川事業を通じて全体158ヶ所の湿地のうち、全体面積の10.5%にあたる
77ヶ所が影響を受けたが147ヶ所(12,538,000㎡)の新規湿地を造成して、以前よりも湿地の数が
増加したと明らかにしている。
これに対して韓国湿地NGOネットワークは、「環境府は147ヶ所の新規湿地に関する情報を提供
しておらず、環境府の担当者も新規湿地リストに関して分かっていない」と批判した。
この日の最悪の湿地では、韓国を含みオーストラリア、コロンビア、クロアチア、西アフリカなど
が選定された。一方最高の湿地では、マダガスカル、日本、ブルガリア、アメリカ、ペルー、
ニュージーランドなどが選定された。
ソース:NAVER/マネートゥデー(韓国語)
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