12/07/02 19:27:59.12
【ソウル聯合ニュース】韓国とベトナムが13日、ベトナム・ハノイで自由貿易協定(FTA)締結に向けた
交渉を開始する。韓国政府消息筋が2日、伝えた。
両国はこの間、実務交渉を行い、FTA交渉の開始日と推進計画など具体的な交渉計画を確定
した。
両国の国交正常化20周年に合わせスタートするFTA交渉により、韓国は2015年に経済統合を
目指す東南アジア諸国連合(ASEAN)への本格参入と輸出先の多角化を図る。
韓国政府と業界では約1億人の人口や低賃金労働力、高い教育熱と文化的な同質性などを有する
ベトナムが韓国の新たな戦略市場に浮上するとみている。
両国のFTA交渉の争点はベトナム最大生産品のコメや果物、水産物市場の開放になると予想される。
ベトナムは拡大している対韓国貿易赤字の是正を促し、争点分野での譲歩を要求する見通しだ。
ベトナムの昨年の対韓国貿易赤字は84億7000万ドル(約674億円)となっている。
韓国とASEANのFTAは2007年に発効したが、韓国企業のFTA活用率は10%以下となっている。
韓国の主力輸出品の自動車や部品、電機・電子などの品目はASEANとのFTAに含まれておらず、
ベトナムとのFTA締結を求める声が上がっていた。両国の昨年の貿易規模は186億3000万ドルと、
前年比で約50億ドル増加するなど、毎年増えている。
ベトナム市場に進出した韓国企業はサムスン電子やポスコなど2500~3000社とされる。
聨合ニュース: 2012/07/02 19:12
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)