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∞富山寄港 韓国の大型客船 宣伝に利用? 「竹島寄港」結局寄らず
∞旅行会社に県が注意
∞船内で歌手「韓国領」宣言も
韓国の旅行会社ロッテ観光開発が企画し、六月上旬に富山県の伏木富山港などに寄港した大型客船
ツアーで、日本と領土問題に揺れる竹島=韓国名・独島(トクト)=について船内のコンサートで歌手が
「独島は韓国領土だ」と呼びかけていたことが県などへの取材で分かった。(相馬敬)
同社は韓国で集客するに当たり、広告費の助成を富山県と富山市に求めたが、両県市は応じなかった。
寄港に当たっては、同県高岡市が歓迎式典を開き、県はその費用について同市と県観光連盟に助成した。
二十六日の県議会経営企画委員会でこの問題が取り上げられ、県観光課の砂原賢司国際観光班長は
「運航会社には毅然(きぜん)として対応するが、富山を観光したい客には一定のおもてなしも必要。今後
は十分注意して対応したい」と答弁した。
富山県などによると、募集の宣伝文句に「独島が見られる」とあり、企画段階では竹島に寄港する計画
があったとの情報もあったため、県は同社に日韓両国の対立を深めるような企画にしないよう電子メール
で注意した。その後、インターネット広告からは「独島」の記載が消えた。
県は確認のため県職員二人をツアーに参加させたが、航路は竹島から二十二キロ離れた海上を通り、
船から島影は見えなかった。ただ、船内には竹島に寄港するような日程が掲示されていたほか、船内
で開かれたコンサートで歌手が「独島は韓国領土だ」と呼びかけたという。
ツアーは六月四日から十日までの六泊八日の日程。コスタ・ビクトリア号(七五、一六六トン)をチャー
ターして韓国・仁川を出発し、日本海側の博多、境港、伏木富山の三港を巡って韓国・釜山港へ帰った。
ソース:中日新聞 2012年6月27日
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