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【社説/朝鮮日報】主体思想派の「心のふるさと」北朝鮮での集団餓死[06/20] - 暇つぶし2ch1: ◆KONJACs21A @おまコンニャクφρ ★
12/06/20 12:49:00.91
【社説】主体思想派の「心のふるさと」での集団餓死

 北朝鮮の穀倉地帯とされる黄海南道で、朝鮮労働党や朝鮮人民軍による穀物の収奪が原因で、
毎年数千人の農民が餓死しているとの証言が相次いでいる。
この話を聞くと、1998年にノーベル経済学賞を受賞したインドのマルティア・セン教授の理論が頭に浮かぶ。
セン教授は「ある国や地方の住民が集団で餓死した場合、その原因は食料そのものの不足よりも、
その国の体制に大きな関係がある。
つまりその国が民主的か独裁的かということだ」と指摘している。
セン教授がインドやアフリカ諸国での凶作時の状況を調べたところ、洪水や日照りで穀物の収穫量が急激に減少したとしても、
政治体制が民主的な国であれば、多くの国民が一度に餓死するようなことはなかったという。

 セン教授は「独裁体制下の国の予算配分は、住民に必要なものではなく、
独裁者の政権を維持するための何らかの実績を誇示する浪費的な事業の方が優先される。
そのため少しでも食料が足りなくなるとそれが直ちに住民の集団餓死に直結する」とも指摘し、
その典型例として1990年代に発生した北朝鮮の大量餓死を挙げた。
セン教授は餓死の再発を防ぐための効果的な対策について「“食料の増産”よりも“政治体制の民主化”が必要」と主張している。
英国統治下のインド・ベンガル地方では、飢饉(ききん)の際に数百万人が餓死したが、
インドが独立してからは、たとえ凶作の年でも住民が大量に餓死するようなことはなくなったという。

 国連食糧農業機関(FAO)と世界食糧計画(WFP)は、
北朝鮮の2011年の穀物収穫量について「前年に比べて8.5%増の550万トンに達する」と予想していた。
穀物の種類ごとに前年と比べると、豆は60%、トウモロコシ11%、コメは2%増加したはずだという。
ところが穀倉地帯であるはずの黄海道では、毎年のように餓死者が続出している。
これは常識では理解できない事態だ。

 北朝鮮の内部事情に詳しい消息筋によると、昨年10月の時点で黄海道では、
例年よりかなり多くの収穫があったという。
ところが以前は住民が延命するのに必要なコメはある程度残されていたが、
昨年は住民が隠していたものまで供出させられた。
今年4月の故・金日成(キム・イルソン)主席生誕100周年記念行事のための資金と軍糧米確保がその理由だった。
また、同じ4月に北朝鮮は、長距離ミサイルを1発発射するのに8億5000万ドル(約670億円)もの巨額を使った。
これは1900万人の住民を1年間食べさせることのできる額だ。

 北朝鮮の住民を餓死から救うには、セン教授が指摘したように北朝鮮の政治体制を民主化する以外に方法はない。
北朝鮮に肥料や食料をいくら援助しても、今のような独裁体制では住民の餓死を防ぐのは非常に難しいのだ。
このように悲惨な状況にある北朝鮮を「心のふるさと」などと考える韓国の主体思想派は
「黄海道の悲劇」から何を感じているだろうか。

ソース
Chosun Online | 朝鮮日報
URLリンク(www.chosunonline.com)


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