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∞拉致・原発問題を熱弁 四日市で青山さん講演会 三重
テレビ番組のコメンテーターなどとして活躍している「独立総合研究所」社長兼首席研究員、青山
繁晴さんの講演会「祖国は甦（よみがえ）る」（日本会議三重四日市支部主催）が１７日、四日市市
安島の市文化会館で行われた。青山さんは約２時間にわたって、北朝鮮による日本人拉致問題や、
原発を含むエネルギー問題について熱弁をふるった。
青山さんは会場を埋めた約１２００人に向けて、壇上から登場してあいさつした後、観客席へ降りて、
時折聴講者に質問をしながら講演。
北朝鮮による日本人拉致問題をめぐっては、拉致問題がいまだに進展していないことを指摘。拉致
問題解決運動の象徴であるブルーリボンのバッジが「日本海」をイメージしていることを示した上で、
「このバッジを胸に付けている政治家ほど、問題解決に向けて行動していない人が多い」などと皮肉っ
た。
さらに東京電力福島第１原発事故問題では、「原子炉に海水をすぐ投入する決断ができなかった
菅さんをはじめとする人災だった」と批判。さらに「原発はテロや自然災害に弱い。北朝鮮の特殊部隊
が襲ってくれば、ひどいことになるだろう」と分析した。
その上で、新エネルギー源として注目されている「メタンハイドレート」が日本近海に存在しており、
今後、日本独自のエネルギーになりうることを報告し、エネルギーの自給を訴えた。
一方、宮城県南三陸町で津波の犠牲になった職員が命を省みず、町民に避難を呼びかけて亡く
なったことを例に挙げ、「日本人はいざとなれば自らの命をみんなのためにささげられる国民。まさに
『祖国は甦る』と思った」と話した。
竹尾博光支部長は「ホットな話題だったこともあって、参加者は興味深く聞いてもらえたようだ」と
話していた。
ソース：MSN産経ニュース 2012.6.18 02:56
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)