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∞財布落とした日本人、感謝の手紙 拾い主は謝礼要求
(台北 14日 中央社)今年3月、台湾旅行に来たある日本人女性が財布を紛失、女性はそのまま帰国
してしまったが、拾い主が交番に届けたおかげで、財布は無事持ち主の元に戻ることができた。女性
は大感激し感謝の手紙を寄せたが、拾い主は何と謝礼を要求、美談に水を差した。
この男性は3月17日、台北市内の繁華街・西門町で財布を拾い、近くの萬華分局漢中派出所に届けた。
財布には日本人名義のクレジットカード2枚と空港免税店の領収書、3800台湾ドル(約1万円)などが
入っていた。女性はその日の便で帰国しており、遺失物届けも出ていなかったため、警察では日本の
大使館に相当する交流協会に連絡、財布は無事に日本に送り届けられた。
感激した女性は先月末、派出所にお礼の手紙を寄せた。世界遺産の姫路城を桜の花で縁取った色鮮
やかなカードには、「財布を届けて下さったご親切に感謝致します」という日本語のメッセージとともに、
中国語で「真是太謝謝你了」(本当にありがとうございました)と書かれていた。
漢中交番の一同はたいそう喜び、記念として大切に所内に飾っていたが、昨日派出所に問い合わせの
電話を入れた拾い主は、カードには関心も示さず謝礼の有無ばかりを尋ねたと言い、警察官はみな呆
れ顔だ。
台湾では先月末、落し物の拾い主による謝礼強要などを防ぐために民法第805条を改正し、謝礼上限
をこれまでの3割から1割に引き下げたほか、落とし主が経済的に困窮している場合などは謝礼を要求
してはならないことになった。
警察では、今回のケースではそもそも落とし主が帰国しており、謝礼を要求するのは法的にも困難だ
と指摘している。
ソース:中央社日文新聞フォーカス台湾 2012/06/14 18:21:37
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