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∞日米韓、初の合同演習実施へ＝災害救援の連携強化－朝鮮半島沖
【ワシントン時事】米国防総省は１３日、日韓両国と２１、２２の両日、朝鮮半島南方沖の公海上で合同
軍事演習を行うと発表した。米海軍は神奈川県の横須賀基地を母港とする空母「ジョージ・ワシントン」が
中心。日米韓３カ国の軍事演習をめぐっては、海上自衛官が米韓合同演習にオブザーバー参加したこと
などはあるが、海自の部隊が参加する本格的な演習は初めて。
国防総省によると、今回の演習は災害救援や海上安全確保活動での連携強化が目的。海自と米韓両
海軍の間の相互運用性や情報伝達の向上を図るとしている。挑発行為を続けてきた北朝鮮をけん制する
狙いもありそうだ。
海自は、北朝鮮による韓国哨戒艦沈没事件を受けて２０１０年７月に行われた米韓合同演習に佐官クラ
ス数人を派遣。同年１２月の日米共同統合演習には韓国軍がオブザーバー参加した。また、３カ国で捜索
救難訓練を行ったことがある。
日米両政府は１１年６月、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会（２プラス２）で「共通戦略目標」
を策定。この中に、韓国を交えた３カ国の安保・防衛協力の強化を盛り込んだ。韓国側は日本が加わる形
の合同演習に消極的なため、今回は災害救援など比較的理解の得やすそうな目的を設定したとみられる。
米韓両海軍は３カ国合同演習に続き、２３～２５日に定例の演習を黄海上で実施。終了後、ジョージ・ワシ
ントンは韓国南部の釜山港に寄港する予定という。（2012/06/14-12:56）
ソース：時事ドットコム 2012/06/14-12:56
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