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∞世界仏教徒大会でチベット代表団締め出し
11日から15日にかけ、韓国・全羅南道麗水市で開催された世界仏教徒連盟(WFB)韓国大会で12日
「同じ場所にはいられない」という中国側の抗議を受け、チベットの亡命政府閣僚や僧侶が会場から
締め出される一方、中国代表団も開会式への出席を取りやめるという事態が起きた。
中国側は同日午前8時半から麗水オーシャンリゾートで行われたWFB代表者会議(本部タイ・バンコ
ク)で、チベット亡命政府のペマ・チンジョル宗教文化相ら3人に退去を求めた。同相を除く2人は、WFB
スウェーデン支部員の身分だったが、中国側は2人について「チベット亡命政府を代表して出席した」と
の主張を譲らなかった。3人は中国側の要求を拒否したが、WFB本部が「円滑な会議施行のために
退場してほしい」と要請したことから、結局議場を去った。中国代表団はまた、同日午後6時から開会式
が行われる興国体育館前まで来たが、チベット代表団が既に入場しているのを見て、出席を拒否し、
宿泊先に引き返した。その後中国側は「あす(13日)に撤収する」と大会執行委員会に伝えてきたという。
WFBは宗派を超え、世界の仏教徒の和解と協力を目指すため、1950年に設立された。大会は隔年で
開催されており、今年の韓国大会には33カ国から約1000人の代表が参加した。
李泰勲(イ・テフン)記者
ソース:朝鮮日報日本語版 2012/06/13 10:04
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