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関東大震災の歴史在日コリアンに学ぶ 滋賀の中学生、都慰霊堂で
都内へ修学旅行中の滋賀県・近江八幡市立八幡西中学校の3年3組の生徒たちが8日、
都慰霊堂(墨田区横網)を訪れ、関東大震災時の朝鮮人虐殺など、大震災の歴史を学んだ。
生徒に説明したのは、在日コリアン3世で朝鮮大学校(小平市)理工学部2年、金華暎(キムファヨン)さん(19)。
人権教育に力を入れる八幡西中は、地元の朝鮮学校を通じて東京での案内役の紹介を依頼。
歴史ツアーのガイド経験を持つ金さんが、大学校から推薦された。
都慰霊堂には、関東大震災と東京大空襲、計16万3000の遺骨を安置。敷地の横網町公園内に、
関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑もある。生徒ら約40人は慰霊堂で担当者の説明を受け、
朝鮮人犠牲者追悼碑に黙とう。再び慰霊堂に戻り、金さんの解説を聞いた。
金さんは「関東大震災で『朝鮮人が暴動を起こした』というデマが流れ『朝鮮人狩り』も行われた。
『十五円五十銭』をきちんと発音できないと朝鮮人とみなされ、日本人も殺された」と解説。現在もさまざまな
在日コリアン差別があると話し、「みなさんと会えて幸せ。私ももっと学びたいので、みなさんもしっかり勉強してください」
と呼び掛けた。
女子生徒は「殺された朝鮮人がどれだけ苦しかったか、今も差別があるのはおかしいと思う」と話した。
ソース: URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)