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日本が国連大陸棚限界委員会に対する影響力を強化するため資金を支援することにしたと朝日
新聞が6日報道した。自国水域の外側にある珊瑚礁を大陸棚と認めさせるための水面下の作業だ。
朝日新聞によれば日本外務省は国連大陸棚限界委員会の会議開催費用を支援する信託基金に
35万ドル(約4億1000万ウォン)を寄付することにした。今年4月、委員会が開かれた直後、日本
メディアは「大陸棚限界委員会が沖ノ鳥島付近の大陸棚拡張を認めた」と報道して中国側の反発
をかった。当時、日本メディアは日本政府が提出した60件余りの大陸棚拡大申請の中で沖ノ鳥島
北側など4海域31万平方キロの大陸棚拡大が認められたと報じた。
これについて日本政府は大陸棚限界委員会が沖ノ鳥島を暗礁ではない「島」と認めたと一方的に
発表した。大陸棚と認められた海域については排他的経済水域(EEZ)外としても独占的海底資源
開発権を主張することができる。だが、日本側の主張と違い大陸棚限界委員会はまだこれに対す
る明確な判断を下さないと確認された状態だ。
外交部当局者によれば当時、大陸棚限界委員会議長声明のどこにも日本の大陸棚拡大を認め
た内容はなかった。日本が今回の大陸棚限界委員会に資金を支援することにしたのも、今からあ
る審査と関連して自国に有利な判断を引き出すための措置と説明される。
沖ノ鳥島は日本最南端海上に位置した珊瑚礁だ。中国はこれを日本海域と認めながらも領土概
念の'島'ではなく珊瑚礁と主張する。人が居住せず経済活動もなされない岩に過ぎず、日本に独
占的開発権が付与される大陸棚やEEZと認定できないという立場だ。
だが、日本はこれに対抗して沖ノ鳥島に港湾と道路を建設し人が暮らす島に開発する計画だ。沖
ノ鳥島が中国海軍の太平洋進出を牽制できる戦略的要衝地であるためだ。我が国は中国の立場
を支持している。
こうした中「日本が将来、釣魚島(日本名：尖閣列島)を武力で争奪するだろう」という展望が中国か
ら出ている。中国の民間研究団体である中国戦略文化促進会は5日、北京で初めて「2011年日
本軍事力評価報告(民間版)」でこのように展望した。軍事・台湾・文化問題専門家と社会活動家な
どで構成された全国レベルの非営利民間組織のこの団体は日本が西南部島嶼防衛を強化して
台湾海峡問題にも口出しする準備をしていると主張した。
「日本が軍隊をバランスよく配置する方式を変え、軍の中心を西南部に移動させて西南部地域の
境界、防空、指揮通信などを強化するのに注力している」という説明だ。
[東京=イム・サンギョン特派員]
ソース：(韓国語) 日本国連に'大陸棚ロビー'
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D%B8&year=2012&no=343385
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