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交際相手の女子中学生をめぐり、ささいなけんかの末に殺害したとして、慶尚南道鎮海警察署は3日、
高校1年生の少年K（15）を逮捕した。警察によると、少年Kは今月1日午前4時35分ごろ、同道昌原市
鎮海区熊東2洞の住民センターの前で、釜山市の高校1年生S君（15）とけんかになり、こぶしで2回殴られた
のを理由に、刃物でS君を刺し殺害した疑いが持たれている。
この日、事件現場近くのモーテルで、友人2人と焼酎2本やビール2本を飲んだ少年Kは、午前2時ごろ、
釜山市から転校してきた中学3年生の女子生徒（15）と電話で「一緒に遊ぼう」と話したが、その横にいた
S君と電話で「なぜパンマル（ぞんざいな口調）で話すのか」として口論になったため、S君を呼び出してけんかし、
刃物でS君の胸を刺したという。
少年Kは「S君に会うため現場に来た後、住民センターの向かいにあるコンビニで、万一の事態に備えて果物
ナイフを購入した。けんかになり、相手を威圧するため果物ナイフを振り回し、刺してしまった」と供述した。
警察は「少年Kは友人と2人で、S君は友人と3人で現場に来た。当初は直接会って話し合うことで解決しよう
というムードだったが、少年KとS君が「ガンを飛ばした（にらみつけた）」として再びけんかになり、少年Kがナイフを
振り回した」と説明した。
昌原＝ 姜仁範（カン・インボム）記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版: 2012/06/04 11:00
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