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福岡市内で中国語や韓国語の一団を目にすることが多くなった。東日本大震災の影響で昨年
は減少した外国クルーズ船の寄港が、復活の兆しを見せている
▼九州は外国クルーズ船の先進地だ。今年の寄港予定は博多港の77回をトップに鹿児島、長崎、
別府など九州の主要港が全国上位に並ぶ。客船も大型化し、定員4千人規模の船もあるという。
地域の経済や海外交流マインドを刺激してくれることだろう
▼気になる受け入れ態勢は改善の歩みがのろい。入国審査に時間がかかり過ぎ、通訳ガイド数
も足りない。これではせっかくの海外旅行の楽しさに水を差す
▼航行中の船内での事前入国審査をもっと強化できないか。地元に詳しい留学生を一定の研修
で有償通訳ガイドに登用しては-。九州各県は「総合特区」による入国手続き簡素化や通訳案内
士法の規制緩和を国に働き掛けているが、まだ実現していない
▼でも地元の努力や工夫でできることはある。心のこもったもてなしだ。観光と買い物だけではな
い地元の人々との心地よい触れ合いは、旅の思い出や楽しさに彩りを添える
▼「ウインクでもハグ(抱擁)でも」と勧めていたのは溝畑宏・前観光庁長官だった。ハグはともかく、
笑顔であいさつを交わしたい。つたなくても「ニイハオ」とか「アニョンハセヨ」とか、母国語で声をか
けるとなおいい。その積み重ねは、九州の旅の魅力アップにつながることだろう。
ソース:西日本新聞朝刊<福岡市内で中国語や韓国語の一団を目にすることが多くなった…>
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