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先月31日午後9時10分ごろ、全羅南道順天市の光州地裁順天支部1階の西出入り口前
で爆発音がして、火の手が上がり、火災警報器が作動したが、間もなく消し止められた。
警察と検察は放火事件とみて、捜査を開始した。
出火当時、発火地点から約10メートル離れた庁舎内で夜勤中だった職員が火の手が
上がるのを発見し、直ちに当直に連絡。当直から119番通報があった。黒煙と炎が上がり
続けたため、当直は消火ホースを取り出し、消火作業に当たり、約10分後に鎮火した。
当直は「危険な状況だったため、まず消火に努めた。幸い延焼前に消火できた」と話した。
警察は出入り口前で焼け焦げた20リットル入りガソリンタンクを発見した。タンクには
4-5リットルの油が入っていたが、油の量が少なかったため、延焼しなかったとみられる。
警察は犯人がガソリンをまき、ライターで火を付け、逃走したとみている。裁判所周辺の
監視カメラには、男がガソリンタンクを持って現れ、火を付け、逃走する様子が映っていた。
放火により、出入り口の扉の透明ガラス1枚が破損した。西出入り口は普段閉鎖されて
おり、負傷者はなかった。警察は物的な被害は少なかったものの、公権力に挑戦する
重大事件と位置づけ、検察と共同で捜査に乗り出した。
捜査当局は、犯人像を最近の捜査や判決に不満を抱いた人物と推定し、捜査を進めて
いる。崔秀煥(チェ・スファン)光州地裁順天支部長は「職員の初期対応で大事故を
免れた。監視カメラの映像ははっきりしないが、捜査や判決に不満を抱いた人物の犯行
である可能性が高いとみている」と述べた。
ソース:朝鮮日報
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