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○韓国企業が工事開始=択捉島の港湾、日本は反発
ロシア通信によると、北方領土の択捉島で29日までに、韓国の建設会社が
ロシアから受注した港湾工事を開始した。ロシア政府が進める「クリール
(千島)諸島社会・経済発展計画」(2007~15年)の一環で、関係者が
明らかにした。外国企業が北方領土で本格的に工事に参入するのは
初めてとみられる。
北方領土での外国企業の経済活動はロシアの実効支配を認めることに
なりかねず、日本側は反発。先に訪ロした山根隆治外務副大臣は
モルグロフ外務次官との会談で、ロシア側の対応に懸念を表明していた。
関係者によると、港湾整備の事業費は14億ルーブル(約35億円)。
今年末までに完成し、5000トンまでの旅客船や貨物船が接岸できる
ようになるという。
工事は地元水産会社「ギドロストロイ」が韓国側に発注した。北方領土を
管轄するサハリン州のホロシャビン知事は「クリール諸島で外国企業が
参加したプロジェクトが初めて実現する」と歓迎していた。
□ソース:時事通信
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