12/05/28 15:41:01.29
- 韓国人留学生、ハーバード大を首席で卒業 -
米ハーバード大学経済学部のチン・グォンヨンさん(20)が、韓国人留学生としては初めて同大学を首席
で卒業した。
チンさんは24日に行われた卒業式で、卒業生1552人の中から2人が選ばれた「全体首席」の1人となった。
全体首席の称号は、各学科の「最優秀卒業生」79人のうち、最も学点(成績)の高い学生に与えられる。
チンさんの学点は4.0点満点中4.0点で、在学中は全科目で「A」を取った。また、学部生であるにもかかわらず、
ロースクール(法科大学院)とケネディ行政大学院の授業4科目を履修し、いずれも最高の成績を収めた。
チンさんは併せて、経済学部の首席賞(ジョン・ウィリアムズ賞)、最優秀卒業論文賞(トマス・ホッブズ賞)
も受賞した。
ソウルで小学校に通い、小6のときにカナダで留学生活をスタート。高校のとき米国に移った。マスコミの
インタビューに対し、チンさんは「一度にまとめてやるのではなく、普段からコツコツ勉強した。最初は英語の
エッセー(作文)に苦労したが、英語の先生に毎日添削指導を受けたことが非常に役に立った」と振り返った。
自律と責任を重んじる父親(大学教授)の教育哲学が、長い留学生活に耐える独立心を養ったという。
米東部の名門ボーディングスクール(寄宿制中等教育学校)、フィリップス・アカデミーに通っていたときから
経済学に関心が高く、当時、初出場した経済学関連の全米大会で「優秀」の評価を受けた。また、高校時代に
大学単位認可クラス(AP)で11科目満点を取っていたため、ハーバード大の4年課程を3年で終えることができた。
チンさんが頭角を現した分野は、経済学だけではない。教養生物学の授業で書いたエッセーは、教養学部
の最優秀エッセー賞(コナント賞)を受賞し、学部1年生用の教材として採用された。
スポーツも好きで、野球やサッカー、アイスホッケー、アメリカンフットボールなどのクラブで活動した。チン
さんは「(1人で留学したが)クラブのおかげで寂しさを感じることがなかった。まずクラブに入り、英語力が大きく
伸びた」と語った。
ロースクール出願に必須となる適性試験(LSAT)で180点満点中179点を取り、昨年12月に米国ロースクール
ランキングで1、2位を占めるエール大とハーバード大のロースクールに合格した。異なった校風を経験するため、
エール大のロースクールに進学する予定だ。卒業後はウォール街の法律事務所か投資銀行に就職して経験を
積む計画で、軍服務後は韓国で働きたいという。チンさんは「金融や国際通商分野の国家間訴訟で、韓国の
国益を代弁する弁護士になりたい」と夢を語った。
ソース : 朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2012/05/28 11:46
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