12/05/27 21:49:00.19
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
中国・青島の薬局で医薬用カプセルをチェックする中国検査当局の女性(AP)
韓国税関当局は今月、中国から「人肉入りカプセル」が大量に密輸されている実態を公表し、摘発を強化する方針を
打ち出した。人肉カプセルとは、死産した胎児や乳児の遺体を粉末にして詰めたもの。滋養強壮のほか、がんなど万病に
効くとしてヤミ取引されてきた。実際には、多種の細菌が検出され、健康に極めて有害との指摘も。一方で需要がある限り、
摘発を強めても販売価格がつり上がるだけだとの声も上がる。(桜井紀雄)
■医薬品と中身のすげ替えも 「韓国当局が放置」
韓国関税庁は今月6日、昨年8月から今年3月までに「人肉カプセル」1万7451錠を摘発したと発表した。内訳は、
中国人旅行者らが携行品として持ち込もうとして空港などで摘発されたケースが29件(1万1430錠)で、国際郵便で
送られたケースが6件(6021錠)にのぼった。
密輸元は、中国朝鮮族が多く暮らす吉林省延吉など中国東北部が大半だった。
一般医薬品の瓶の中身だけをすげ替え、もともとの薬品の説明書を添付したもののほか、人肉カプセル特有の生臭い
臭いをごまかすため、漢方薬を混ぜるなど偽装されたものが多く見られた。
関税庁は、中国からの旅行者の携行品や郵便物のうち、成分表示のない薬品・粉末は全て開封検査するほか、表示が
あるものも中身を確認する方針を打ち出した。
それでも「摘発されたものは氷山の一角で、はるかに上回る量が韓国内に出回っているだろう。水際で全て摘発するのは
無理だ」との見方が大勢だ。
そもそも関税庁が昨年8月から密輸の把握に乗り出したのも、韓国の月刊誌が昨年8月に「人肉カプセル」の実態を暴露し、
中韓両国で大々的に報道されたからだ。
このため、韓国メディアの批判の矛先は「税関に任せきりで対策を講じてこなかった」と医薬品などを管轄する食品医薬品
安全庁(食薬庁)など保健当局に向かった。
保険当局側でも言い分はある。人肉カプセルは本来、食品でも医薬品でもないため、取り締まる法令自体ないというのだ。
有力紙、朝鮮日報は「食薬庁が正式に見解を表明すれば、韓国人が人肉カプセルを摂取してきたと国際的に認めることに
なり、国のイメージ失墜も懸念される」との同庁関係者の声を報じた。
■故意に死なせた? がんに効く?
人肉カプセルはどのように作られるのか。
人肉カプセルの製造現場に潜入取材した韓国の追跡報道番組などによるとこうだ。
同番組が取材した吉林省の産婦人科医院の薬剤師は、“原材料”となる胎児の死体をポリ袋に入れ、自宅に保管。それを
切り刻んで乾燥させて粉々にすると、黄褐色の粉末になる。これがカプセルの中身となる。
胎児1体から約1000カプセルが作られるという。原形をとどめた胎児もあったことから、番組は「生きている状態で死なせた
可能性もある」との産婦人科専門医の見方も伝えた。
なぜこのようなカプセルが国境を越え、韓国にまで流通するようになったのか。
中国や韓国での胎児の神秘性に対する迷信が背景にあるとされる。生命の始まりである胎児には、特別な成分があり、摂取
することで精気を吸収して健康になるというのだ。
当初は中国人労働者が滋養強壮剤として韓国に持ち込んだものが、「万病に効く」として、「わらにもすがる思い」の末期がん
患者や重病患者の間に需要が生まれ、ソウルの薬剤市場などでヤミ取引されるようになったという。
韓国メディアは「関節の弾力に優れているとネコを煮て食べた風習や、精力がつくと太った雄イヌやオットセイの性器を食べるのと
同じ迷信だ」と切り捨てる。また、「小麦粉を薬と思って飲んで効能を感じる『偽薬効果』と同じだ」との専門家の解説を伝えている。
(>>2以降につづく)
msn産経ニュース: 2012.5.27 18:00
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