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【特許ウォーズ】「日本に負ける気がしない」挑発する中国企業[05/25] - 暇つぶし2ch1:依頼@水道水φ ★
12/05/25 22:19:34.24
∞ 【特許ウォーズⅢ ~中国からの挑戦状(上)】「日本に負ける気がしない」挑発する中国企業

 今年3月、日本と中国の間の「逆転劇」が世界の注目を集めた。

 世界知的所有権機関(WIPO)が2011年の国際特許登録の出願件数を発表し、企業別で前年
首位のパナソニックを抜いて、中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE、中国語読み・ゾンシントン
シン)が1位に躍り出たのだ。

 中国で特許法が成立したのは、1984年。明治18(1885)年に同法が施行された日本とはおよ
そ1世紀の開きががある。それにもかかわらず、2011年に中国の特許庁が受理した特許出願件
数は10年比34%増の約52万6千件と日本(約34万2千件)、米国(約50万3千件)を抜き去った。
中国は今、有名ブランドなどの模倣品があふれる“パクリ天国”から“特許大国”へと変貌を遂げつ
つある。

 「特許紛争で日本に負ける気がしない」。中国ZTEの幹部はこう挑発する。

 同社は独自技術を早く市場に広めるため、特許取得とほぼ同時に、その特許を活用した製品を
完成する戦略を敷く。これに対し、日本では特許取得から製品化までに10年以上も要する企業が
目立つ。特許庁国際課の担当者は「海外企業のように特許にかかわる社員が幹部に出世するケー
スが日本企業では少なく、特許戦略強化の足かせになっている」と指摘する。

 特許の活用には複数の手法がある。自社の特許を使った製品を流通させ、他社に同様の製品を
作らせることを防いだり、一方で特許を他社に販売することで収益をあげることも可能になる。しかし、
特許を持つだけでは、何の利益も価値も得ることはできない。

 「日本には特許を数多く取得すればいいと勘違いしている人が多い。特許を活用しないと世界で
生き残れないのに不思議だ」。ZTE日本法人の大和敏彦副社長(57)はあきれた表情で話す。

□  □

 特許活用に“不慣れ”な日本の姿が浮き彫りになったデータがここにある。

 特許庁が昨年12月にまとめた、2010年の知財関連の年間訴訟件数が中国は5785件に対し、
日本は146件。特許に関して日本はもめず、紳士的な国ともいえるが、言い換えれば十分に活用
しきれていない表れでもある。逆に中国の訴訟攻撃の標的にされる例も多く、一方で中国の模倣品に
悩まされている日本企業も少なくない。

 ソニー知的財産センターの内山信幸・パテント部担当部長(50)は「訴えられても、中国訴訟に強く
なるための学ぶ機会とも考える」と割り切る。中国企業などに特許関連で提訴されるたびに、中国の
どの地域の裁判所で戦えば、有利に進行するかなどを研究してきた。さらに「防衛」のための特許
取得にも力を入れ、昨年の中国での特許出願件数は外国企業で首位の2430件にのぼる。


>>2以降に続く

ソース:MSN産経ニュース 2012.5.25 10:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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