12/05/21 00:49:44.70 nEZM5EJp
秦の始皇帝が荊軻という刺客にだまし討ちされたときの話。
(´・ω・`)長くて抜けないお。規則で部下が助けてくれないお。誰かボスケテ。
…儀礼の際の剣なんてこんなモノ。
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荊軻は震える秦舞陽が持つ小箱を開け、地図を秦王政へ渡した。
秦王が重々しく地図を広げるうちに、地図の最後に巻き込んであった匕首があらわれた。
荊軻は左手で秦王の袖を掴み、右手で匕首を握って突き刺した。
が、体に届かない。
秦王は驚き身を引いて立ち上がった。袖はちぎれた。
政は慌てふためいて鞘を持って剣を抜こうとするが抜けない。刀身が長すぎるのだ。
群臣は仰天し、度を失っている。
群臣は殿中では武器を帯びてはいけない規則があり、
また郎中(護衛官)はお召しがない限り昇殿できない。
荊軻は秦王を追い、政は柱を回って逃げる。
群臣は素手で殴りかかる者もいた。侍医の夏無且は持っていた薬嚢を荊軻に投げつけた。
なおも政は柱を回って逃げまどい、慌てるばかり。
群臣の中から「大王、剣を背中へ!」と叫んだ者がいた。
秦王ははっと気づき、剣を背負って抜き放つと荊軻に斬りかかった。
荊軻は左腿を傷つけられ、歩けなくなった。
そこで匕首を秦王目がけて投げつけた。が、当らず匕首は銅の柱に当った。
秦王は素手の荊軻をめった斬りにした。