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こんな状態で誰が見に行くんだ?w
【取材日記】麗水万博企業館に「海」はなかった
2012年05月16日09時38分
[中央日報/中央日報日本語版]
2012麗水万博で現代(ヒョンデ)自動車、サムスン、SK、LG、GSカルテックス、ロッテ、ポスコが運営する7つの企業館を見た。
KTX麗水エキスポ駅を降り左側、海に向かうとそこに集まっている。
風雨が吹き荒れた14日、約3万人の観覧客がレインコートを着て企業館を訪れた。
入場順序を待ち「国家代表」企業がどんな楽しさと情報を与えるのか心配する姿だった。
1万9000~3万3000ウォンの入場料を出して来た人たちだ。
ちょっと残念だった。
ほとんどの企業館は会社の成果や製品を広報することに優先順位を置いた。
SKはモバイル技術を利用した糖尿測定技術を最初に紹介した。
LGは3Dテレビがある展示室から案内したし、GSカルテックスも自社技術を誇った。
ポスコも開発中の新素材の広報に力を注いだ。
ある企業展示館はオーナー会長の慈善事業を知らせた。
今回の万博のテーマ「生きている海、息づく沿岸」と特別関係がないものなどだ。
一方的な「広報」に重点を置く展示物の前を観覧客は足早に行き過ぎた。
「青少年と子どもに海洋環境保全の重要性を知らせ海の無限の可能性に対する夢を植え付ける」。
エキスポ組織委員会の人たちが一様に語る博覧会の目標だ。
こうした企業館で青少年が「海」「無限の可能性」「夢」などを感じることができるだろうか。
スマートフォンと関連した自動車運転を体験し、この会社が経済発展にどんな寄与をしたのか見守ることだけでは組織委員会が目標にしたこうした美しい単語を胸に刻んでいくのは難しそうだ。
多額の資金をかけて展示館を作った企業としては入場者800万人が目標の麗水万博はなかなか良い広報機会だろう。
その気持ちは理解するが程度がちょっと激しい。いまからでも万博の趣旨を生かせるよう運営方針を変えなければならない。
方法はある。
LG館の屋上には子どもとともに海を見下ろして遊べる池がある。
SK館内のハンモックいすはまるで海の上の雲に浮かんでいるような気持ちを感じさせる。
会社の広報は最小限にしながら、万博の核心テーマの「海」を強調して観覧客を楽しませればどうだろうか。
良い広報は口コミのように自然なものだ。
「広報」と「広報でないもの」を人々は本能的に区別する。