12/05/20 03:06:47.57 iderjhXg
>>254
>>252
>>253
みんな知らないから教えてあげよう。
今回衛星軌道に入ったのは全部で5台な。
衛星4機のほかに第ニ段ロケット本体が軌道にはいってることを忘れてしまってはいないだろうか。
この第二段、全衛星軌道投入後、さらに二段目を三段目やアボジモーターとして使用する機能を付加するための試験ミッションを実施する。
だから、ロケットとはいえ、また一時的存在でしかないものの、これだけで韓国の衛星の何倍もの重量がある立派な衛星だ。ナロ衛星と比較したら何十倍だろう。
この二段目は、それ自体で自力で衛星軌道への進入から離脱まで可能な、ある種の原型的「宇宙船」と言っても過言ではない。
衛星打ち上げ能力をもつロケットは数あるとしても、軌道変更が自在な「大型プラットフォーム」を衛星軌道にのることができないと複数衛星を打ち上げるマルチロンチは不可能なのだ。
いうなれば今までのロケットは一回にたった一個の荷物しか運べなかった、つまり、タクシーで宅配を依頼していたようなものだったのが、
自立航行可能なプラットフォームは各戸に荷物を配って回る宅配便のトラックのような形へ進化したと例えても過言ではない。まさに宇宙輸送の新時代だ。
誰もそのすごさをアピールしもしないし、自画自賛もしないが、H2Aのさりげない先進性と優秀さが凝縮された、ものすごい真実がここに隠されている。