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出資者の掛け金を希望者に貸し出す「頼母子講（たのもしこう）」で約２００万円を詐取したとして、
大阪府警が韓国籍の無職山城福子容疑者（６１）＝東京都世田谷区下馬５丁目＝を詐欺容疑で逮捕していたことが、
府警への取材でわかった。山城容疑者は「だますつもりはなかった」と容疑を否認しているという。
生野署によると、山城容疑者は２０１０年４月～昨年４月ごろ、配当金を支払う意思がないのに
「参加者３０人を目指している」などと、大阪市生野区に住む在日韓国人の知人らから頼母子講への出資を募り、
計約２００万円をだまし取った疑いがある。
出資者の一部が昨年７月、「だまされたかもしれない」と弁護士を通じて同署に相談していた。
頼母子講では、出資者が主宰者に一定の期日ごとに掛け金を預け、資金が必要な人に、
入札やくじで当選者を決めて一定額を貸し付ける。互助的に金を融通しあう仕組みとして古くからある。
2012年5月16日
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